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令和6年版厚生労働白書 全体版 (187 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/wp/hakusyo/kousei/23/index.html
出典情報 令和6年版厚生労働白書(8/27)《厚生労働省》
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第1部
図表 3-4-2

こころの健康と向き合い、健やかに暮らすことのできる社会に

若者を支えるメンタルヘルスサイト「こころもメンテしよう」




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お わり に
誰もがこころの健康と向き合い、健やかに暮らすことのできる社会の実現に向けて、私
たちに必要なことは何か。本白書では、そのような問題意識のもと、こころの健康につい
て様々な角度から論じてきた。

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「はじめに」でも触れたように、こころの健康は人間の健康を支える土台であり、その
維持・向上は、社会環境の質の向上そのものである。社会とは人の集合であり、社会の変
容は、その社会を構成する一人ひとりの変容によってしか起こりえないとすると、社会環
境の質の向上は、一人ひとりの意識改革と行動変容にかかっているともいえる。
どのような意識を持ち、行動すればよいのか。ストレスには心理的、社会的要因があり、
対人関係や社会との関係に起因するストレスは誰もが経験しうることについて取り上げた。
社会の一員として、こころの健康と社会とのつながりについて理解を深め、自らのこころ
の健康とともに、隣人のこころの健康にも留意しつつ社会生活を営むことが、「私たちに
必要なこと」のひとつといえよう。

こころの健康と向き合い、健やかに暮らすことのできる社会に

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令和 6 年版

厚生労働白書

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