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令和6年版厚生労働白書 全体版 (186 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/wp/hakusyo/kousei/23/index.html
出典情報 令和6年版厚生労働白書(8/27)《厚生労働省》
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2 こころの健康が気になる時は相談する

(こころの健康状態が気になる時に利用できる相談窓口は、身近にある)
「自分のこころの健康状態が気になるが、医療機関を受診すべきかどうか分からない」
といった経験はないだろうか。そのような場合には、身近にある公的な相談窓口を利用す
ることができる。
具体的には、地域の保健所や保健センター*13、都道府県と政令指定都市に設置されてい



3

る精神保健福祉センター*14 などがあるが、これらの相談窓口は、市区町村の役所に電話
で問い合わせることができるほか、インターネットで検索することもできる。多くの窓口

こころの健康と向き合い、健やかに暮らすことのできる社会に

では、電話相談にも来所相談にも対応可能であり、専門家の意見を聞くこともできる。
特に中学生や高校生を始めとする青少年の皆さんに対しては、厚生労働省において、若
者を支えるメンタルヘルスサイト「こころもメンテしよう」を開設しており、こころの健
康やこころの病気に関する情報、そして、こころの不調の時の対応方法や相談先などを紹
介しているので、是非ご覧いただきたい(図表 3-4-2)。

* 13 保健所や保健センターでは、不眠、うつなど、こころの病気に関する不安や悩みのほか、家庭内暴力やひきこもり、不登校など思
春期の問題に関する相談、アルコール・薬物などの依存症に関する相談などを受け付けている。医師などのこころの専門家に相談するこ
ともできる。
* 14 精神保健福祉センターでは、こころの健康相談から精神医療に関わる相談、アルコール・薬物乱用、思春期・青年期の相談などに
応じている。こころの病気に関する不安があるとき、医療が必要かどうかも相談できる。近隣の医療機関などを紹介してもらうことも可
能である。

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令和 6 年版

厚生労働白書