令和6年版厚生労働白書 全体版 (319 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/wp/hakusyo/kousei/23/index.html |
出典情報 | 令和6年版厚生労働白書(8/27)《厚生労働省》 |
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図表 5-1-1
現下の政策課題への対応
全国医療情報プラットフォームの全体像(イメージ)
全国医療情報プラットフォーム
❶
●
医療情報基盤
電子処方箋管理サービス
介護情報基盤
ADL、栄養・摂食嚥下、口腔衛生情報等
処方・調剤情報
電子カルテ情報共有サービス
医療機関・薬局
H
※システム詳細検討中
ケアプランデータ連携システム
紹介状・退院時サマリ等
資格情報
国民
救急隊
専用
アプリ
❸
同意情報
医療情報閲覧機能
特定健診等情報
医療費情報
( レセプト )
薬剤情報
( レセプト )
診療情報
( レセプト )
* カルテ情報
* 傷病名、アレルギー、
薬剤禁忌、感染症、
検査情報、処方情報
❸
公費助成情報
民間のヘルスケアサービス等
NDB
介護 DB
DPC
がん登録
指定難病
小児慢性
特定疾病
感染症
予防接種
障害福祉 etc...
救急・医療・介護現場の切れ目ない情報共有
意識不明時に、検査状況や薬剤情報等が把握され、迅速に的確な治療を受けられる。
入退院時等に、医療・介護関係者で状況が共有され、より良いケアを効率的に受けられる。
救急医療
・入院中の確認
2
医療機関・自治体サービスの効率化・負担軽減
情報登録の手間や誤登録のリスク、費用支払に対する事務コストが軽減される。
介護事業所
自治体
施設入所時
・リハビリ中の確認
医療機関
閲覧
公費助成情報
の連携
患者
健康管理、疾病予防、適切な受診等のサポート
予診票や接種券がデジタル化され、速やかに接種勧奨が届くので能動的でスムーズな
接種ができる。予診票・問診票を何度も手書きしなくて済む。
自分の健康状態や病態に関するデータを活用し、生活習慣病を予防する行動や、適切
な受診判断等につなげることができる。
全国医療情報
プラットフォーム
接種通知、患者サマリー情報等
マイナ
ポータル
問診票・予診票入力、データ提供同意
国民
ライフログ等
受診時に、公費助成対象制度について、紙の受給者証の持参が不要になる。
H
3
5
行政・自治体情報基盤
4
H
持参不要
医療機関
自治体
H
医療関連イノベーションの推進
履歴照会・回答システム
健康管理
システム等
章
医療・介護データ等の解析基盤 (HIC)
予防接種
自治体等向け中間サーバー
❷
●
❹ 二次利用基盤
意識不明による
救急搬送中の確認
自治体・保健所
母子保健
医療保険者等向け中間サーバー
医療機関・薬局
介護保険
システム等
PMH(Public Medical Hub)
≪医療 DX のユースケース・メリット例≫
救急隊
介護保険者
※連携方法検討中
異なる領域の基盤間連携
※匿名化識別 ID を付与するシステム
1
介護情報
(レセプト)
第
解析ソフト等
LIFE 情報
異なる領域の基盤間連携
特定健診等データ収集 / 管理システム
行政職員・研究者
要介護認定情報
❸
※システム詳細検討中
保険者業務
システム等
資格情報
ケアプラン
※共有する介護情報については
検討中
マイナ
ポータル
救急時医療情報閲覧機能
医療保険者
介護業務
ソフト等
介護情報データベース ( 仮称 )
オンライン資格確認等システム
オンライン資格確認システム
電子カルテ
レセコン等
介護事業所
科学的介護情報システム (LIFE)
閲覧
健診結果(母子保健)、
接種記録等の連携
手入力不要
公衆衛生、医学・産業の振興に資する二次利用
政策のための分析ができることで、次の感染症危機への対応力強化につながる。
医薬品等の研究開発が促進され、よりよい治療や的確な診断が可能になる。
二次利用データベース群 ( 例 )
NDB
介護 DB
DPC
がん登録
指定難病
小児慢性
特定疾病
感染症
予防接種
障害福祉
各 DB の
データ連携
解
析
基
盤
行政職員・研究者
医薬品産業等
令和 6 年版
厚生労働白書
303