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「日本人の食事摂取基準(2025年版)」策定検討会報告書 (119 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_44138.html
出典情報 「日本人の食事摂取基準(2025年版)」策定検討会報告書(10/11)《厚生労働省》
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表2 日本人成人における飽和脂肪酸の摂取量(中央値)1
性別

1

男性

女性

年齢

(g/日)

(%エネルギー)

(g/日)

(%エネルギー)

18~29 (歳)

21.6

8.6

16.5

9.4

30~49 (歳)

18.6

8.0

16.6

9.0

50~64 (歳)

18.5

7.7

16.1

8.5

65~74 (歳)

17.1

7.3

15.6

7.9

75 以上(歳)

15.0

6.9

13.0

7.2

平成 30・令和元年国民健康・栄養調査。

表3 日本人幼児・小児における飽和脂肪酸摂取量(%エネルギー)の中央値
調査

年齢区分(歳)

男児

女児

1~2

9.1

9.3

3~5

9.8

9.6

6~7

10.5

10.2

8~9

10.4

10.5

10~11

9.5

10.0

12~14

9.8

9.7

15~17

8.7

9.5

1~2

9.2

8.9

3~5

9.7

9.6

6~7

10.0

10.1

8~9

10.3

10.0

10~11

9.9

10.0

12~14

9.6

10.2

15~17

9.1

9.8

平成 30・令和元年国民健康・栄養調査*

全国 32 都道府県、2016〜2020 年** 8)

*1 日間秤量食事記録法(案分法)
**8 日間秤量食事記録調査(個人法)からの習慣的摂取量。

4-3 健康の保持・増進
4-3-1 生活習慣病の発症予防
4-3-1-1 生活習慣病との関連
成人においては、飽和脂肪酸摂取量と血中(血清又は血漿)総コレステロール濃度との間に正の関
連が観察されることは Keys の式 9)及び Hegsted の式 10)として古くから知られており、27 の介入試験
をまとめたメタ・アナリシス 11)でも、さらに、研究数を増やした別のメタ・アナリシス 12)でもほぼ同
様の結果が得られている。これは、LDL-コレステロール濃度でも同様である 11,12)。ただし、複数の研
究について飽和脂肪酸の炭素数別に検討した報告によると、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン
酸(炭素数が 12~16)では有意な上昇が観察されたが、ステアリン酸(炭素数が 18)では有意な変化
は観察されず 13)、飽和脂肪酸の中でも炭素数の違いによって血清コレステロール濃度への影響が異な

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