よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


「日本人の食事摂取基準(2025年版)」策定検討会報告書 (415 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_44138.html
出典情報 「日本人の食事摂取基準(2025年版)」策定検討会報告書(10/11)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

表1 診察室血圧に基づいた脳心血管病リスク層別化(高血圧治療ガイドライン 2019)
高値血圧

I度高血圧

II度高血圧

III度高血圧

130-130/80-89
mmHg

140-150/90-99
mmHg

160-179/100-109
mmHg

≧ 180/≧ 110
mmHg

低リスク

低リスク

中等リスク

高リスク

中等リスク

中等リスク

高リスク

高リスク

高リスク

高リスク

高リスク

高リスク

血圧分類
リスク層
リスク第一層
予後影響因子がない

リスク第二層
年齢(65歳以上)、男性、脂質異常症、
喫煙のいずれかがある

リスク第三層
脳心血管病既往、非弁膜症性心房細動、糖
尿病、蛋白尿のあるCKDのいずれか、また
はリスク第二層の危険因子が3つ以上ある

日本高血圧学会高血圧治療ガイドライン作成委員会編:「高血圧治療ガイドライン 2019」ライフサイエンス出版、p50、表 3-2 よ
り改変・転載。
層別化で用いられている予後影響因子は、血圧、年齢(65 歳以上)、男性、脂質異常症、喫煙、脳心血管病(脳出血、脳梗塞、
心筋梗塞)の既往、非弁膜症性心房細動、糖尿病、蛋白尿のある CKD である。詳しくは高血圧治療ガイドライン 2019 を参照。

正常血圧
<120/80mmHg

正常高値血圧
120-129/<80mmHg

高値血圧
130-139/80-89mmHg

高血圧
≧140/90mmHg

適切な生活習慣の
推奨

生活習慣の修正

生活習慣の修正/非薬物療法

生活習慣の修正/非薬物療法

1年後に
再評価

低・中等リスク
3-6ヵ月後に
再評価

おおむね3ヵ月後に
再評価

十分な降圧がなければ
生活習慣の修正/非薬物療法の強化

高リスク *1

低・中等リスク

おおむね1ヵ月後に
再評価

高リスク
ただちに
薬物療法を開始

十分な降圧がなければ
生活習慣の修正/非薬物療法の強化と
薬物療法の開始

*1 高値血圧レベルでは、後期高齢者(75歳以上)、両側頸動脈狭窄や脳主幹動脈閉塞がある、または未評価の脳血管障害、蛋白尿のないCKD、非弁膜症性
心房細動の場合は、高リスクであっても中等リスクと同様に対応する。その後の経過で症例ごとに薬物療法の必要性を検討する。

日本高血圧学会高血圧治療ガイドライン作成委員会編:「高血圧治療ガイドライン 2019」ライフサイエンス出版、p51、図 3-1 よ
り改変・転載。

図1 初診時の血圧レベル別の高血圧管理計画(高血圧治療ガイドライン 2019)

405