「日本人の食事摂取基準(2025年版)」策定検討会報告書 (372 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_44138.html |
出典情報 | 「日本人の食事摂取基準(2025年版)」策定検討会報告書(10/11)《厚生労働省》 |
ページ画像
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
3-1 授乳婦の付加量(推定平均必要量、推奨量)、目安量
推定エネルギー必要量は、正常な妊娠・分娩を経た授乳婦が授乳期間中に妊娠前と比べて多く摂取
すべきと考えられるエネルギー量を、付加量として示した。
推定平均必要量及び推奨量の設定が可能な栄養素については、母乳含有量を基に、付加量を設定し
た。目安量の設定に留まる栄養素については、原則として、児の発育に問題ないと想定される日本人
授乳婦の摂取量の中央値を用いることとし、これらの値が明らかでない場合には、非授乳時の値を目
安量として用いることとした。
これらの値をまとめて表3に示す。
3-2 授乳婦の目安量設定に当たっての留意点
授乳婦の目安量の設定状況については、非授乳時の目安量設定の根拠と同一の根拠で目安量の設定
が可能かを踏まえ、それが可能な場合にはその根拠による日本人授乳婦の摂取量の中央値を基に目安
量を設定することとした。非授乳時の目安量設定の根拠と同一の根拠で目安量の設定ができない場合
には、原則として非授乳時の値を目安量として用いた。
362