「日本人の食事摂取基準(2025年版)」策定検討会報告書 (42 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_44138.html |
出典情報 | 「日本人の食事摂取基準(2025年版)」策定検討会報告書(10/11)《厚生労働省》 |
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(50~69 歳の男女、各季節に 3 日間ずつ合計 12 日間にわたって行われた秤量食事記録調査による)1
男性(208 人)
栄養素
判別に用いた
閾値
女性(251 人)
調査日数
1
32
調査日数
12
判別に用いた
閾値
1
32
12
たんぱく質
(g/日)
< 50
3.9
1.0
0
< 40
2.4
0
0
脂質
(g/日)
25≦
27.9
22.1
24.9
25≦
39.8
37.8
43.0
食塩
(g/日)
10≦
74.0
86.5
90.9
8≦
82.5
88.4
96.0
葉酸
(µg/日)
< 200
5.8
2.9
0.5
< 200
6.4
3.2
1.2
ビタミンC
(mg/日)
< 85
27.9
21.6
19.7
< 85
25.1
17.1
15.1
カルシウム
(mg/日)
< 600
48.6
47.1
46.2
< 600
48.2
48.6
45.0
鉄
(mg/日)
<6
7.2
3.4
1.0
< 5.5
6.0
3.2
2.0
1
摂取量分布が正規分布に近くなるように関数変換を行った上で栄養素摂取量が不足又は過剰している可能性のある者の割合を
計算した。
2
秋に実施した 3 日間調査による。
参考文献 35。
表 14 ビタミンC摂取量の季節差:我が国で 1 年間にわたって行われた 3 つの調査における平均
摂取量(mg/日)(秤量食事記録法による)
1
参考
文献
番号
調査年
(年)
7)
1996
~
1997
愛知県
季節間差
ビタミンC摂取量
(平均: mg/日)
平均
季節ご
年齢 人数 との調
(歳)
査日数
春
夏
秋
冬
女性
48
80
7
136
128
1601
154
<0.001
男性
61
208
3
1201
124
145
125
<0.001
35)
2004
~
2005
青森県、秋田県、 一般住民
岩手県、山形県、
長野県、群馬県、
千葉県、岡山県、 一般住民
徳島県、高知県、
福岡県、宮崎県
女性
60
251
3
1321
123
158
137
<0.001
1994
~
1995
岩手県、秋田県、 一般住民
長野県
一般住民
男性
36)
56
75
7
113
127
154
1301
<0.001
163
1451
<0.001
地 域
対象者
特性
栄養士
性
女性
54
85
7
120
131
(一元配置
分散分析の
p 値)
は調査が開始された季節を示す。
4-2-4 身体状況調査
身体状況の中でも体重及び BMI は、エネルギー管理の観点から最も重要な指標であり、積極的に
用いることが勧められる。
食事改善を計画し実施した結果を評価する場合には、BMI の変化よりも体重の変化の方が数値の変
化が大きいため、鋭敏な指標である。体重の減少又は増加を目指す場合は、体重を定期的・継続的に
計測記録し、16 週間以上の追跡を行うことが勧められる 37)。
体格の指標としては、この他に腹囲や体脂肪率などがあり、必要に応じて利用することが望ましい。
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