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「日本人の食事摂取基準(2025年版)」策定検討会報告書 (404 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_44138.html
出典情報 「日本人の食事摂取基準(2025年版)」策定検討会報告書(10/11)《厚生労働省》
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となると結論付けられている 102)。また、サルコペニアについても、ビタミンD不足の回避が望まし
い 103,104)。
このように血中 25-ヒドロキシビタミンD濃度が低いことは、フレイルのリスク要因であると考え
られる。一方、通常の食品からビタミンDを摂取した場合にフレイルが改善するかについては、科学
的なエビデンスが十分に明らかになっていない。この理由の 1 つとして、ビタミンDは日光曝露によ
り皮膚で産生されることから、ビタミンD摂取とフレイルの関連を直接的に評価することが難しいこ
とが考えられる。以上より、ビタミンD摂取とフレイルの発症・重症化の関連には、十分なエビデン
スがないものと考えられる。

3 高齢者における食事摂取基準(再掲)
高齢者における食事摂取基準を表4~7のとおり設定した。

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