「日本人の食事摂取基準(2025年版)」策定検討会報告書 (234 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_44138.html |
出典情報 | 「日本人の食事摂取基準(2025年版)」策定検討会報告書(10/11)《厚生労働省》 |
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ビタミンB1、ナイアシン及び葉酸は、欠乏の症状あるいは不足を予防できる最小摂取量をもっ
て推定平均必要量とした。
ビタミンB2 は、体内量が飽和する最小摂取量をもって推定平均必要量とした。欠乏症を回避
する最小摂取量を基に設定した値ではないことに留意すべきである。
ビタミンB6 は、体内量が適正に維持される最小摂取量をもって推定平均必要量とした。
ビタミンB12 は、体内量が適正に維持される摂取量をもって目安量とした。
ビタミンCは、体内量が適正に維持される摂取量をもって推定平均必要量とした。
妊娠を計画している女性、妊娠の可能性がある女性及び妊娠初期の妊婦は、胎児の神経管閉鎖
障害のリスク低減のために、通常の食品以外の食品に含まれる葉酸(プテロイルモノグルタミ
ン酸)を 400 µg/日摂取することが望まれる。
水溶性ビタミンの摂取と生活習慣病の発症予防及び重症化予防の関連については十分な科学
的根拠がなく、目標量及び重症化予防を目的とした量は設定しなかった。
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