「日本人の食事摂取基準(2025年版)」策定検討会報告書 (474 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_44138.html |
出典情報 | 「日本人の食事摂取基準(2025年版)」策定検討会報告書(10/11)《厚生労働省》 |
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危険因子
関連の方向性
低骨密度
+
既存骨折
+
喫煙
+
飲酒
+
ステロイド薬使用
+
骨折家族歴
+
運動
-
体重、BMI
-
骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン作成委員会編:「骨粗鬆症の予防と治療ガイ
ドライン 2015 年版」ライフサイエンス出版、p40、表 12 を一部改変。
2 骨粗鬆症と特に関連の深いエネルギー・栄養素
栄養素等摂取と骨粗鬆症との関連について、特に重要なものを図1に示す。
炭水化物
脂質
エネルギー
(ー)
低体重
(+)
脆弱性骨折
たんぱく質
骨粗鬆症
カルシウム
ビタミンD
(ー)
(+)
(ー)
低骨密度
食事からのエネルギー・栄養素摂取量と骨粗鬆症・骨折の関連を検討した研究は少なく、結果も一
致していないものが多い。特に、食事からのビタミンDの摂取量が寄与しているかについては、研
究の困難さもあり、まだ十分に明らかにされていない。ビタミンDとカルシウムの関係については
不確定であることから、破線を用いている。
この図はあくまでもエネルギー・栄養素摂取と骨粗鬆症との関連の概要を理解するための概念図と
して用いるに留めるべきである。
図1 エネルギー・栄養素摂取と骨粗鬆症との関連
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