診療報酬の算定方法の一部改正に伴う実施上の留意事項について(通知) 別添1(医科点数表) (190 ページ)
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公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000188411_00045.html |
出典情報 | 診療報酬の算定方法の一部改正に伴う実施上の留意事項について(通知)(3/5)《厚生労働省》 |
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医、同法第 10 条第1項に規定する総括安全衛生管理者、同法第 12 条に規定する衛生管理
者若しくは同法第 12 条の2に規定する安全衛生推進者若しくは衛生推進者又は同法第 13
条の2の規定により労働者の健康管理等を行う保健師(以下この区分において「産業医
等」という。)に就労と療養の両立に必要な情報を提供すること並びに診療情報を提供
した後の勤務環境の変化を踏まえ療養上必要な指導を行った場合を評価するものである。
(2)
療養・就労両立支援指導料は、入院中の患者以外の患者であって、別に厚生労働大臣
が定める疾患に罹患しているものの求めを受けて、患者の同意を得て、以下の全ての医
学管理を実施した場合に、月1回に限り算定する。
ア
治療を担当する医師が、患者から当該患者と当該患者を使用する事業者が共同して
作成した勤務情報を記載した文書を当該患者から受け取ること。
イ
治療を担当する医師が、アの文書の内容を踏まえ、療養上の指導を行うとともに、
当該医師又は当該医師の指示を受けた看護師、社会福祉士、精神保健福祉士又は、公
認心理師が、患者から就労の状況を聴取した上で、治療や疾患の経過に伴う状態変化
に応じた就労上の留意点に係る指導を行うこと。
ウ
治療を担当する医師が、①又は②のいずれかにより、当該患者が勤務する事業場に
おいて選任されている産業医等に対し、病状、治療計画、就労上の措置に関する意見
等当該患者の就労と療養の両立に必要な情報の提供を行うこと。
①
病状、治療計画、治療に伴い予想される症状、就労上必要な配慮等について、
「別紙様式 49」、「別紙様式 49 の2」又はこれに準ずる様式を用いて、患者の勤務
する事業場の産業医等に対して就労と療養の両立に必要な情報を記載した文書の提
供を行い、当該文書の写しを診療録に添付すること。患者の勤務する事業場の産業
医等があらかじめ指定した様式を用いて就労上の留意点等を提供することも差し支
えない。なお、当該患者が勤務する事業場において産業医が選任されている場合は、
当該産業医に対して当該患者の就労と療養の両立に必要な情報の提供を行うこと。
②
当該患者の診察に同席した産業医等に対して、就労と療養の両立に必要なことを
説明し、説明の内容を診療録等に記載すること。
(3)
「2」については、「1」を算定した患者について、情報提供を行った診療の次回以
降の受診時に、就労の状況等を確認し、必要な療養上の指導を行った場合に、「1」を
算定した日の属する月又はその翌月から起算して3月を限度として、月1回に限り算定
する。なお、「1」を算定した日の属する月に「2」を算定しなかった場合に限り、そ
の翌月から起算すること。
(4)
「注3」に規定する相談支援加算については、専任の看護師、社会福祉士、精神保健
福祉士又は公認心理師が、療養上の指導に同席し、相談支援を行った場合に算定できる。
(5)
「1」については、事業場の産業医等への就労と療養の両立に必要な情報を記載した
文書の作成に係る評価を含むことから、当該指導料を算定する場合、当該文書の発行に
係る費用を、療養の給付と直接関係ないサービス等の費用として別途徴収できない。
(6)
治療を担当する医師と産業医が同一の者である場合及び治療を担当する医師が患者の
勤務する事業場と同一資本の施設で勤務している場合においては、当該指導料は算定で
きない。
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