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診療報酬の算定方法の一部改正に伴う実施上の留意事項について(通知) 別添1(医科点数表) (321 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000188411_00045.html
出典情報 診療報酬の算定方法の一部改正に伴う実施上の留意事項について(通知)(3/5)《厚生労働省》
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的を達するために複数回実施した場合であっても、一連として算定する。
(3)

検査の実施に当たっては、日本心臓血管麻酔学会の定める指針を遵守し、適切な輸血管

理を行うこと。
D006-22
(1)

RAS遺伝子検査(血漿)

RAS遺伝子検査(血漿)は、大腸癌患者の血漿を検体とし、抗悪性腫瘍剤による治療
法の選択を目的として、高感度デジタルPCR法とフローサイトメトリー法を組み合わせ
た方法により行った場合に、患者1人につき1回に限り算定できる。ただし、再度治療法
を選択する必要がある場合にも算定できる。なお、本検査の実施は、医学的な理由によ
り、大腸癌の組織を検体として、「D004-2」悪性腫瘍組織検査の「1」の「イ」処
理が容易なものの「⑴」医薬品の適応判定の補助等に用いるもののうち、大腸癌における
RAS遺伝子検査又は「D004-2」悪性腫瘍組織検査の「1」の「イ」処理が容易な
ものの「⑵」その他のもののうち、大腸癌におけるKRAS遺伝子検査を行うことが困難
な場合に限る。

(2)

本検査を実施した場合は、大腸癌の組織を検体とした検査が実施困難である医学的な理
由を診療録及び診療報酬明細書に記載する。

(3)

本検査と、大腸癌の組織を検体として、「D004-2」悪性腫瘍組織検査の「1」の

「イ」処理が容易なものの「⑴」医薬品の適応判定の補助等に用いるもののうち、大腸癌
におけるRAS遺伝子検査又は「D004-2」悪性腫瘍組織検査の「1」の「イ」処理
が容易なものの「⑵」その他のもののうち、大腸癌におけるKRAS遺伝子検査を同一月
中に併せて行った場合には、主たるもののみ算定する。
D006-23

遺伝子相同組換え修復欠損検査

遺伝子相同組換え修復欠損検査は、卵巣癌患者の腫瘍組織を検体とし、抗悪性腫瘍剤による
治療法の選択を目的として、次世代シーケンシングにより、相同組換え修復欠損の評価を行っ
た場合に、患者1人につき1回に限り算定する。
D006-24
(1)

肺癌関連遺伝子多項目同時検査

肺癌関連遺伝子多項目同時検査は、肺癌患者の腫瘍組織を検体とし、EGFR遺伝子検

査、ROS1融合遺伝子検査、ALK融合遺伝子検査、BRAF遺伝子検査、METex1
4 遺伝子検査、KRAS遺伝子検査及びRET融合遺伝子検査をリアルタイムPCR法によ
り同時に実施した場合に、患者1人につき1回に限り算定する。
(2)

肺癌関連遺伝子多項目同時検査と「D004-2」悪性腫瘍組織検査の「1」の「イ」

の「⑴」医薬品の適応判定の補助等に用いるもの(肺癌におけるEGFR遺伝子検査、R
OS1融合遺伝子検査、ALK融合遺伝子検査、BRAF遺伝子検査(次世代シーケンシ
ングを除く。)、METex14 遺伝子検査(次世代シーケンシングを除く。)又はKRA
S遺伝子変異(G12C)検査に限る。)、「D004-2」悪性腫瘍組織検査の「1」
の「ロ」処理が複雑なもの(肺癌におけるBRAF遺伝子検査(次世代シーケンシング)、
METex14 遺伝子検査(次世代シーケンシング)又はRET融合遺伝子検査に限る。)、
「D 0 06 -12」 E GF R遺 伝 子検 査 (血 漿 )、 「D 0 06 -27」 悪 性腫 瘍遺 伝 子検 査
(血液・血漿)の「1」ROS1融合遺伝子検査、「2」ALK融合遺伝子検査若しくは
「3」METex14 遺伝子検査、「N002」免疫染色(免疫抗体法)病理組織標本作製
の「4」EGFRタンパク若しくは「6」ALK融合タンパク又は「N005-2」AL
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