資料1-2-3-2 薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(スパイクバックス筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (105 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00046.html |
出典情報 | 第82回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第8回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(8/5)《厚生労働省》 |
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反応報告症例(TASK0020485)であり、医薬品医療機器総合機構を通じて入手した医師による
副反応報告症例(厚生労働省受付番号:v21120861)である。
日時不明
本剤 1 回目接種前の体温:36 度 5 分
2021/07/16
10:00 本剤 1 回目の接種。
2021/07/18
口のまわりの腫れがひどいため近くの病院を受診。
2021/07/19
皮膚の荒れが発現。
スティー
ヴンス・
ジョンソ
ン症候
20583
群;
2021/07/20 総合病院を受診。重症薬疹(固定薬疹疑い、スティーブンスジョンソン症候群
固定疹;
疑い)と診断。受診後、入院(約 1 か月間)。
皮膚粘膜
2021/07/21 同病院受診時の症状は、口唇粘膜びらん、舌のびらん、陰部のびらん、全身に
眼症候群
水疱形成、紅斑であった。皮膚粘膜眼症候群の症状と考えられる。
皮膚粘膜眼症候群(口唇粘膜びらん、舌のびらん、陰部のびらん、全身に水疱形成、紅
斑)、重症薬疹(固定薬疹疑い、スティーブンスジョンソン症候群疑い)の転帰は、不明。
報告者の協力が得られず、追跡調査不能。
本例は、武田薬品工業株式会社が、モデルナ副反応報告サイトを通じて入手した市役所職員
による副反応報告症例である(TASK0020496)。
心因性ショック、徐脈は企業により重篤と判断された。
ショッ
20585
ク;
甲状腺機
能亢進症
日時不明
本剤 1 回目の接種前の体温:36 度 1 分。
徐脈
2021/07/16
16:25 本剤 1 回目の接種。 16:35 接種後すぐ体があつくなるような感じの訴
えあり。徐脈あり。心因性ショックの症状と考えられる。ボスミン 0.4 mg 筋注。投与後状態
回復し、自力で帰宅。
他要因として甲状腺機能亢進症の可能性も考えられる。
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