本例は、「第 86 回 日本循環器学会学術集会」で発表された症例であり、商品名が特定され
ていないため、自社製品相当として報告するものである。

23198

本報告は成人男性患者に関する報告である。合併症、既往歴及び併用薬の情報は報告されて
心筋炎
いない。SARS-CoV-2 mRNA ワクチン接種（商品名不明）を受け、急性心筋炎を経験した。本事
象の転帰は回復である。

追跡調査予定あり。
本例は、「第 64 回 日本甲状腺学会学術集会」で発表され、「日本内分泌学会雑誌，97
（5）：2021」に掲載された症例であり、商品名が特定されていないため、自社製品相当とし
て報告するものである。

確からしいバセドウ病は企業により重篤と判断された。

30 歳女性【現病歴】症例は医療従事者で、20XX 年 4 月 21 日に勤務先の医療機関でコロナウ
イルス修飾ウリジン RNA ワクチン（SARS-CoV-2、商品名不明）を接種した。接種後 4 時間後
23199

バセドウ

に動悸、両下肢の脱力、手指振戦が出現し改善なかったため 4 月 23 日に同院内科を受診し

病

た。血液検査で TSH 低値、FT3・ FT4 高値であり甲状腺機能亢進を認めたため、4 月 27 日に当
院を紹介受診した。【現症】脈拍数 86 回/分であり、眼球突出は認めなかった。【経過】血
液検査で TSH 0.01μIU/mL、FT3 13.79pg/mL、FT4 4.47ng/dL であり、ＴＲＡｂ 6.9IU/L と高
値であり、確からしいバセドウ病と診断したが、前医の甲状腺超音波検査で血流の増加な
く、β遮断薬による対症療法を開始した。その後も甲状腺機能亢進が持続し、超音波検査を
再検したところ甲状腺腫大・ 実質血流亢進を認めたため、チアマゾール 10mg/日による治療を
開始した。

追跡調査予定あり。
本例は、「第 86 回 日本循環器学会学術集会」で発表された症例であり、商品名が特定され
ていないため、自社製品相当として報告するものである。

23200

心膜炎

高血圧

Acute pericarditis は企業により重篤と判断された。

64 歳の男性が COVID-19mRNA ワクチン（商品名不明）の初回投与から 4 日後に始まった胸骨下

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