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資料1-2-3-2   薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(スパイクバックス筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (414 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00046.html
出典情報 第82回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第8回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(8/5)《厚生労働省》
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本例は、医薬品医療機器総合機構を通じて入手した医師による副反応報告症例(厚生労働省
受付番号:v21130274)である。

日付不明

本剤 1 回目の接種。

2021/09/07 本剤 2 回目の接種。

2021/09/09

21:00 頃

心筋炎が発現。就寝直前より呼吸苦を自覚。その後、就寝。

2021/09/10

00:00 胸痛と共に覚醒。医療機関受診。診察時、血圧 132/90、Sp02 100%、そ

の他バイタルも異常なし。採血にて血算特記事項なし。生化学では高感度トロポニン I
2,579.8、CK-MB 16.4、CRP 6.01、その他電解質、肝胆道系酵素異常なし、肝機能異常、脂質
異常なし。心電図検査では V1、aVR、aVL、3 以外で ST 上昇。心臓エコー検査では、明らかな
形態的異常なく、収縮も異常なし。以上より心筋炎の診断にて入院加療。コクサッキーウイ
22179

心筋炎

ルス、サイトメガロウイルス、エコーウイルス検査したがどれも感染を示唆する所見は得ら
れず。入院から 10 時間後の採血で CK 597 でピークアウト、症状も消失した。

日付不明

その後、経過も安定。

2021/09/14 症状の回復が認められ、退院。

日付不明

外来においてコクサッキーウイルス、サイトメガロウイルス、エコーウイルス検

査したがどれも感染を示唆する所見は得られず。本剤関連の心筋炎として診断。

心筋炎の転帰は、回復。

報告者の協力が得られず、追跡調査不能。

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