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資料1-2-3-2   薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(スパイクバックス筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (666 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00046.html
出典情報 第82回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第8回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(8/5)《厚生労働省》
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ギラン・ バレー症候群の転帰は、軽快。

追跡調査予定なし。

【臨床症状】

・ 両側性かつ弛緩性の上肢や下肢の筋力低下。(発現日:2022/03/16)

・ 筋力低下を来した上肢や下肢における深部腱反射の低下または消失。

・ 報告時点までの、症状の極期における Hughes の機能尺度分類は 4。ベッド上あるいは車椅
子に限定(支持があっても 5 m の歩行が不可能)。

【疾患の経過】

・ 単相の疾患パターンを有し、筋力低下の発現から最悪の状態までの間隔が 12 時間から 28
日間であって、その後に臨床的安定期を迎えた。

【電気生理学的検査】(検査日:2022/03/23)

・ 遠位潜時の延長、F 波出現頻度の低下、F 波潜時の延長に該当し、GBS と一致する。

【髄液検査】(検査日:2022/03/23)

・ 細胞数 1/mcL、糖 60 mg/dL、蛋白 63 mg/dL。

・ 検査室正常値を超える CSF 蛋白質レベルの上昇および、50 細胞/mcL を下回る CSF 総白血球
数より、蛋白細胞解離あり。

【鑑別診断】

・ 他の疾患に該当しない。

【自己抗体の検査】(検査日:2022/03/23)

・ 抗 GM1 抗体陰性。抗 GQ1b 抗体陰性。

【先行感染の有無】

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