資料1-2-3-2 薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(スパイクバックス筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (659 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00046.html |
出典情報 | 第82回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第8回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(8/5)《厚生労働省》 |
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摘。当院紹介。
2022/05/13 当院受診。CT 実施し、NSIP 様の肺病変を認めた。精査にて、IgG4 高値であり
IgG4 関連疾患の背景が疑われるが、本剤接種前は症状や画像所見を認めていなかった。間質
性肺炎と診断。IgG4 367、IgG 2,103 と高値。外来フォロー中。
2022/06/13 気管支鏡検査実施。
2022/06/15 症状は未回復。後遺症として慢性呼吸不全を認め、6 分間歩行試験では 3 分で
88%。
間質性肺炎増悪の転帰は、未回復。
追跡調査予定なし。
本例は、武田薬品工業株式会社がモデルナ副反応報告サイトを通じて入手した医師による副
反応報告症例(TASK0022639)であり、医薬品医療機器総合機構を通じて入手した医師による
副反応報告症例(厚生労働省受付番号:v2210000893)である。
2022/06/22 医師より追加情報を入手した。
意識消失は企業により重篤と判断された。
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意識消失
2021/08/30 本剤 1 回目の接種。
2021/09/27 本剤 2 回目の接種。
日付不明
接種前の体温:36.5℃。
2022/05/12
20:11 本剤 3 回目の接種。
20:25 接種後に待機中、迷走神経反射が発現。横になりたいと訴えあり、移動中に意識消失
を認めた。数秒で意識回復。回復後、血圧 106/78。15 分ほど臥位で経過観察し、症状の完全
回復を認めた。
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