資料1-2-3-2 薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(スパイクバックス筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (464 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00046.html |
出典情報 | 第82回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第8回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(8/5)《厚生労働省》 |
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受付番号:v21132182)である。
2021/08/15 本剤 1 回目の接種。
2021/09/01 自己免疫性脳炎・ 急性散在性脳脊髄炎(ADEM)を発症。発熱あり。
2021/09/02 激しい頭痛が出現。
2021/09/08 当院に入院。
2021/09/09 髄液検査で髄液蛋白 247 mg/dL と顕著な増加、髄液細胞数 82/3 mm^3 と増加。
急性散在
髄液圧 300 mmH2O 以上。その後、構音障害、記銘力障害、嚥下中枢障害(喋下障害)、意識
性脳脊髄
障害、呼吸中枢障害(中枢性換気障害)に病勢進展し、人工呼吸器管理となる。
炎;
2021/09/15 ステロイドパルス療法施行。
播種性血
管内凝
22365
2021/09/17 ステロイドパルス療法終了。以後後療法、漸減。
固;
日付不明
嚥下性肺炎が発現。
日付不明
嚥下性肺炎が回復。
敗血症;
腎不全;
2021/09/25 肺炎回復後、敗血症の病態を呈し、同日に播種性血管内凝固(DIC)の状態とな
誤嚥性肺
る。ADEM 病状に関連する免疫機能異常関与を考慮。
炎
2021/09/27 腎不全に移行。
2021/10/01 腎不全に対し人工透析開始。
日付不明
急性散在性脳脊髄炎により、左右大脳白質、中脳・ 橋・ 延髄、頚髄・ 胸髄・ 脊髄
円錐に散在性病変。脊髄においては MRI 画像上、頚髄に軽度、胸髄全般に目立つ T2 高信号病
変散在を確認。
2021/10/18 人工呼吸器装着終了し、離脱。離脱時に Th4 以下全知覚脱失を確認。両上肢不
全麻痺、腹筋背筋麻痺、両下肢完全麻痺あり。
2021/10/23 人工透析を終了。
2021/11/17-2021/11/29 免疫吸着・ 血液洗浄化療法(トリプトファンカラム・ イムソーバ
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