資料1-2-3-2 薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(スパイクバックス筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (248 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00046.html |
出典情報 | 第82回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第8回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(8/5)《厚生労働省》 |
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ロジピン、メコバラミン、フスコデ配合錠投与中止。重症急性呼吸器症候群コロナウイルス 2
(SARS-CoV-2)ヌクレオカプシド(N)の値は 0.02 S/C と陰性。
2021/07/16 酸素化増悪し、ネーザルハイフロー療法開始。プラバスタチン投与中止。
2021/07/19 モルヒネ皮下注開始。
2021/07/21 モンテルカスト投与中止。
2021/07/22 死亡を確認。剖検実施。死因は肺炎。びまん性肺胞障害の所見あり。新型コロ
ナウイルスは検出されなかったが、COVID IgG Quant の異常高値を認めた。生前の検査でも全
て陰性。
味覚・ 嗅覚障害の転帰は、不明。急性呼吸窮迫症候群の転帰は、死亡。
追跡調査予定なし。
診断検査結果(正常範囲が得られている場合は括弧内に記載):
2021/07/13 臨床検査: 9 日目の重症急性呼吸器症候群コロナウイルス 2(SARS-CoV-2)ヌ
クレオカプシド(N)の値は 0.02 S/C 及び陰性(陰性)。
日付不明
剖検:びまん性肺胞障害。両肺は水腫状で重かった。切断面は固形で硬く感じら
れ、部分的に光り、灰色がかった白色、茶色がかった赤色のように見え、部分的に粘稠な滲
出液を伴っていた。組織学的に、灰色がかった白色の硬い領域は、肺細胞、マクロファージ
及び筋線維芽細胞増殖を伴うびまん性肺胞障害の増殖期であった。茶色がかった赤色領域
は、ヒアリン膜が形成された浸出段階であった。検査したいずれの臓器にも血栓症や心筋炎
などの顕著な病理学的変化は認められなかった。病変は SARS-CoV-2 スパイク及び N 蛋白質に
おいて免疫組織化学的に陰性であった。
日付不明
血中免疫グロブリンG:114,585 AU/mL。
日付不明
血中乳酸脱水素酵素:452 U/L。
日付不明
体温:摂氏 38.1 度。摂氏 38.1 度。
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