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資料1-2-3-2   薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(スパイクバックス筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (476 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00046.html
出典情報 第82回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第8回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(8/5)《厚生労働省》
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報告者の協力が得られず、追跡調査不能。

本例は、医薬品医療機器総合機構を通じて入手した医師による副反応報告症例(厚生労働省
受付番号:v21132428)である。

日付不明

本剤 1 回目の接種。

2021/10/22 本剤 2 回目の接種。

2021/10/23

39℃の発熱を認め、様子をみた。

2021/10/24

18:30 急性心筋炎が発現。夜に胸部圧迫感を自覚。

2021/10/25 胸の圧迫感悪化し、前医受診。

22422

心筋炎

2021/10/26 朝

当院初診外来に紹介予定であったが、胸痛再熱したため救急来院。心電図

変化、心筋逸脱酸素の上昇から心筋炎に相違ない所見と判断、入院。

2021/10/27 冠動脈造影、右心カテーテル、心筋生検を行い、冠動脈病変がないことを確
認。その後、解熱鎮痛薬による対症療法で軽快。

2021/11/01 症状の軽快を認め、退院。心筋生検の結果は明らかな炎症細胞診準は認めたか
ったが、浮腫状の変化を認め、年齢を考慮すると炎症があった可能性があると診断。ウイル
ス検査も行ったが明らかに疑うものはなかった。

急性心筋炎の転帰は、軽快。

報告者の協力が得られず、追跡調査不能。

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