資料1-2-3-2 薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(スパイクバックス筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (645 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00046.html |
出典情報 | 第82回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第8回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(8/5)《厚生労働省》 |
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本例は、医薬品医療機器総合機構を通じて入手した医師による副反応報告症例(厚生労働省
受付番号:v2210001007)である。
2022/06/22 医師より追加情報を入手した。
日付不明
SARS-CoV-2(コミナティ筋注)1 回目接種。
日付不明
SARS-CoV-2(コミナティ筋注)2 回目接種。
2022/04/09 本剤 3 回目接種。
アトピー
2022/04/10
39℃の発熱が発現。
性皮膚
23046
心筋炎
炎;
2022/04/12 心筋炎発現。起床時、胸痛、発熱を認めた。近医受診。心筋炎疑いで当院紹介
受診。心電図では広範誘導で ST 上昇、採血で高感度トロポニン I 7,746.2 pg/mL、CK-MB
ウイルス
45.6 U/L の心筋逸脱酵素上昇を認め、心筋炎の診断で入院。エナラプリル 2.5 mg、ブルフェ
性心筋炎
ン 600 mg で治療。
2022/04/13 心臓超音波検査では、左室駆出率 70.7%であり、異常所見なし。
2022/04/14 冠動脈 CT で冠動脈病変なし。
2022/04/15 心臓造影 MRI で心尖部中心とした T2 高信号、LGE 陽性を認めた。採血で CK 191
U/L、CK-MB 8.5 U/L、トロポニン I 32,398.7 pg/mL。一般的な心筋炎の原因となりうるウイ
ルス抗体価の上昇なく、本剤関連心筋炎の確定診断。発熱持続するが、心筋逸脱酵素は第 3
病日でピークアウト。
2022/04/23 退院。
2022/04/28 外来初診。心電図の異常残存。
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