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資料1-2-3-2   薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(スパイクバックス筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (811 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00046.html
出典情報 第82回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第8回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(8/5)《厚生労働省》
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離サイロキシンは 1.42 ng/dL であった。0.86 ng/dL。47 日目、遊離サイロキシンは 0.86
ng/dL であった。1.04 ng/dL。61 日目、遊離サイロキシンは 1.04 ng/dL であった。1.19
ng/dL。160 日目、遊離サイロキシンは 1.19 ng/dL であった。

日付不明、遊離トリヨードチロニン(2.3 pg/mL- 4.0 pg/mL):32.3 pg/mL。12 日目、遊離
トリヨードチロニンは 32.3 pg/mL であった。12.3 pg/mL。22 日目、遊離トリヨードチロニン
は 12.3 pg/mL であった。16.30 pg/mL。19 日目、遊離トリヨードチロニンは 16.30 pg/mL で
あった。6.32 pg/mL。25 日目、遊離トリヨードチロニンは 6.32 pg/mL であった。3.12
pg/mL。33 日目、遊離トリヨードチロニンは 3.12 pg/mL であった。2.22 pg/mL。47 日目、遊
離トリヨードチロニンは 2.22 pg/mL であった。3.03 pg/mL。61 日目、遊離トリヨードチロニ
ンは 3.03 pg/mL であった。3.63 pg/mL。160 日目、遊離トリヨードチロニンは 3.63 pg/mL で
あった。

日付不明、超音波スキャン:右葉の腫脹及び低エコー病変。カラードップラー超音波検査に
て甲状腺右葉優位の腫脹を認め、両葉は血管分布の減少を伴う不均一な低エコー病変が大部
分を占めていた。

報告者は、亜急性甲状腺炎(亜急性甲状腺炎)及び甲状腺中毒性周期性四肢麻痺(甲状腺中
毒性周期性四肢麻痺)と mRNA-1273(COVID-19 ワクチンモデルナ)(不明)とは関連性あり
と判断した。

併用薬は報告されていない。

28 日前に、患者は COVID-19 ワクチン筋注の初回投与を受け、副作用は見られなかった。その
後、0 日目、患者は 2 回目の投与を受け、発熱及び頭痛が持続し、12 日目に当院外来部を受
診した。発熱前に上気道感染の症状はなかった。発症後、体重は約 9 kg 減少した。12 日目に
患者は亜急性甲状腺炎(SAT)と診断され、同日に prednisolone(15 mg/日)の投与を受け
た。翌日、解熱した。22 日目、患者は四肢脱力を発症し、歩行困難を報告した。
prednisolone による治療は 2 週間毎に用量を 5 mg ずつ減量し、 6 週間後に中止した。血清
カリウム値が正常化した後、potassium chloride を経口投与に切り替え、prednisolone が中
止されるまで 14.4 mEq/日から 7.2 mEq/日へ減量し続けた。下肢脱力が軽減したため、患者
は 7 日後に退院し、外来受診を継続した。

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