資料1-2-3-2 薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(スパイクバックス筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (475 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00046.html |
出典情報 | 第82回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第8回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(8/5)《厚生労働省》 |
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受付番号:v21132341)である。
日付不明
本剤 1 回目の接種。
2021/11/13 本剤 2 回目の接種。
2021/11/14-2021/11/16 胸痛あり。
22418
心筋炎
2021/11/16 心筋炎として入院。
2021/11/20 症状の軽快を認め、退院。
心筋炎の転帰は、軽快。
報告者の協力が得られず、追跡調査不能。
本例は、「第 233 回
日本内科学会近畿地方会」で発表された症例であり、商品名が特定さ
れていないため、自社製品相当として報告するものである。
低酸素血症は企業により重篤と判断された。
低酸素
症;
心房細
動;
塞栓性脳
22420
卒中;
48 歳、男性【主訴】上下肢麻痺、失語【現病歴】出勤中に突然右上下肢麻痺、失語を認め、
当院に搬送となった。【既往歴】非弁膜症性心房細動、2 型糖尿病、高血圧症【内服薬】なし
高血圧;
【臨床経過】搬送の 9 日前にコロナウイルス修飾ウリジン RNA ワクチン(商品名不明)の初
回接種を受けていた。来院時、右上下肢の運動麻痺は改善していたが重度の感覚障害や運動
COVI
2型糖尿
性失語を認め、NIHSS スコアは 9 点であった。頭部造影 CT 検査で左中大脳動脈 M2 閉塞を認
D−19
病
め、rt-PA 静注療法を施行した。来院時に発熱や呼吸器症状は認めなかったが、頭部 CT と同
肺炎
時に撮影した胸部 CT 検査で肺炎像を認め、SARS-CoV-2 PCR 検査が陽性であった。無治療の心
房細動があり、COVID-19 を合併した心原性脳塞栓症と診断した。入院後に低酸素血症を呈し
たため酸素投与を要したが、重症化することなく経過した。最終的に右上下肢の運動麻痺、
感覚障害、運動性失語が残存し、隔離解除後にリハビリテーション病院へ転院した。
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