資料1-2-3-2 薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(スパイクバックス筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (298 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00046.html |
出典情報 | 第82回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第8回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(8/5)《厚生労働省》 |
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13:00 頃
発熱、嘔吐、痙攣が出現。複雑部分発作を認め、救急搬送。搬送時の
検査では、頭部 CT では異常所見なし。採血データにて低ナトリウム血症(122mEq/l)を認め
た。入院。せん妄状態を呈したため、セレネース、リスペリドン等により加療。電解質補正
等が行われた。
日付不明
加療中、著明な CK 上昇を認めたが、痙攣に伴う症状と推測。MRI では、有意な所
見は乏しく、痙攣発作の原因となるような所見は認められなかった。過去に痙攣の既往認め
ず。他各種検査にて、低ナトリウム血症の原因となるような疾患の存在は、指摘できていな
い。脳外科で診察し、計算・ 記憶障害を認めるものの、痙攣・ てんかん発作の原因は不明な
状況。2 歳時に広汎性発達障害を指摘されており、計算・ 記憶障害はその影響も否定できず。
2021/09/03 退院。後遺症として不明熱が残るが、腎機能低下等認めず。
発熱、痙攣、低ナトリウム血症、複雑部分発作の転帰は、後遺症あり。
報告者の協力が得られず、追跡調査不能。
本例は、医薬品医療機器総合機構を通じて入手した医師による副反応報告症例(厚生労働省
受付番号:v21127212)である。
甲状腺機能低下症で通院中。服薬なし。
2021/07/13 本剤 1 回目の接種。
網膜動脈
閉塞;
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網膜静脈
閉塞
片頭痛;
甲状腺機
能低下症
2021/08/11 本剤 2 回目の接種。
2021/08/13 起床時
右眼視力低下を自覚。
2021/08/16 近医眼科受診。右網膜中心動脈閉塞症が疑われた。
2021/08/19 当院眼科受診。右視力は光覚レベル、右網膜中心動脈閉塞症+中心静脈閉塞症
疑い。血管閉塞をきたす。血栓傾向、眼底性病変、不整脈、血管炎症について、血液内科、
循環器内科、膠原病科受診。検査を行ったが、明らかな基礎疾患は認めず。
2021/09/15 当院眼科に通院、経過観察中。後遺症として、視力低下(光覚)を認める。
右網膜中心動脈閉塞症疑い、中心静脈閉塞症疑いの転帰は、後遺症あり。
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