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資料1-2-3-2   薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(スパイクバックス筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (779 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00046.html
出典情報 第82回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第8回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(8/5)《厚生労働省》
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併用薬には痛風のための allopurinol などがあった。

日付不明、患者は mRNA-1273(COVID-19 ワクチンモデルナ、投与経路:不明、1 剤形)の初回
投与を受けた。

日付不明、mRNA-1273(COVID-19 ワクチンモデルナ)の投与開始後、患者は好酸球増加及び全
身症状を伴う薬疹(allopurinol による薬剤誘発性過敏症症候群)(重篤区分:入院及び医学
的に重要)を呈した。患者は methylprednisolone sodium succinate(125 mg、1日 1 回、使
用理由:有害事象)及び prednisolone(経口、1 mg/kg、1 日 1 回、日付不明-継続中、使用
理由:有害事象)による治療を受けた。報告時、好酸球増加及び全身症状を伴う薬疹
(allopurinol による薬剤誘発性過敏症症候群)は軽快していた。

診断検査結果(正常範囲が得られている場合は括弧内に記載):

日付不明、アラニンアミノトランスフェラーゼ:281 U/L、281 U/L。

日付不明、アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ:97 U/L、97 U/L。

日付不明、皮膚生検:異常。患者は紅斑領域から皮膚生検を行った。病理組織学的所見で
は、真皮における血管周囲のリンパ球浸潤並びに表皮における軽度の空胞変性及びリンパ球
浸潤などを認めた。allopurinol による典型的な薬剤性過敏症症候群(DiHS)の診断が下され
た。

日付不明、体温:摂氏 40 度。摂氏 40 度の発熱。

日付不明、C-反応性蛋白:6.07 mg/dL、6.07 mg/dL。

日付不明、サイトメガロウイルス検査:再活性化(陽性)。転院後 14 日目にヒトヘルペスウ
イルス(HHV)-6 再活性化が検出された。

日付不明、好酸球数: 1,212/mcL、1,212/mcL。

日付不明、臨床検査:33,800 pg/mL。転院後 4 日目の胸腺及び活性化制御(TARC)値は
33,800 pg/mL であった。

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