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資料1-2-3-2   薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(スパイクバックス筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (188 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00046.html
出典情報 第82回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第8回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(8/5)《厚生労働省》
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2021/07/23 労作時呼吸苦出現。肺血栓塞栓症が発現したと考える。

2021/07/29 当院受診。造影 CT で肺塞栓再発を認め、再度抗凝固療法開始。入院。

2021/08/11 心エコーにて右心負荷所見改善認め、退院。症状の軽快を確認。

肺血栓塞栓症の転帰は、軽快。

報告者の協力が得られず、追跡調査不能。
本例は、医薬品医療機器総合機構を通じて入手した医師による副反応報告症例(厚生労働省
受付番号:v21126070)である。

被験者はうつ病で内服治療中であった。

2021/07/31 本剤 1 回目の接種。

2021/08/25

07:00 嘔吐、胸背部痛あり。09:00 近医受診。心電図で急性心筋梗塞疑いと

なり当院救急搬送。緊急心臓カテーテル検査で左冠動脈前下行枝、右冠動脈の 2 枝の急性閉
うつ病;
21139

急性心筋
梗塞

塞の所見。心原性ショックとなっており、緊急で IABP 挿入のうえ経皮的冠動脈インターベン
ション施行。再環流に成功し、入院。術後 CPK 11059 まで上昇し、広範な心筋障害となっ

2a型高

た。低心拍出量症候群、重症心不全をきたし、NPPV 使用していたが呼吸状態維持できず気管

脂血症

内挿管を行った。その後も高容量の昇圧剤を使用したが、血圧維持できずアシドーシス進
行。

2021/08/27

19:28 死亡を確認。

急性心筋梗塞の転帰は、死亡。

報告者の協力が得られず、追跡調査不能。

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