資料1-2-3-2 薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(スパイクバックス筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (380 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00046.html |
出典情報 | 第82回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第8回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(8/5)《厚生労働省》 |
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本例は、医薬品医療機器総合機構を通じて入手した医師による副反応報告症例(厚生労働省
受付番号:v21129992)である。
日付不明
本剤 1 回目の接種。
日付不明
接種前の体温:36.6℃
呼吸困
難;
2021/10/11
10:00 本剤 2 回目の接種。夕方、BT37.5℃の発熱あり。38.3℃まで上昇したた
め、市販薬のバファリンを内服。
咳嗽;
2021/10/12 起床後、体温 39℃台。12:00 バファリンを内服。同時期より呼吸苦、ズキズキ
心嚢液貯
するような胸痛、胸部圧迫感、咳嗽が出現。
留;
22066
18:00 頃
心膜炎;
症状が継続したため、救急要請。BP99/64、HR155、Sat 98(room air)、鼓膜温
BT37.2℃で搬送。到着後、12 誘導心電図にて 2、3、aVf で陰性 T 波を確認、不整脈なし。過
去 ECG は記録なし。バイタルサインは BP134/83、HR90、Sat 98(room air)、腋窩 BT38.5℃
発熱;
で安定していた。症状継続、及び心電図異常から病院搬送となった。搬送後、12 誘導心電
図、採血、胸部 Xp、心エコー施行。心エコーにて心嚢液貯留を認め、経過及び心電図所見か
胸痛;
ら急性心膜炎疑いと診断され入院となった。その後、症状の軽快を認めた。
胸部不快
2021/10/13 呼吸苦が残存しているが改善傾向。
感
発熱、急性心膜炎疑い、呼吸苦、ズキズキするような胸痛、胸部圧迫感、咳嗽、心嚢液貯留
の転帰は、軽快。
報告者の協力が得られず、追跡調査不能。
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