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資料1-2-3-2   薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(スパイクバックス筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (401 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00046.html
出典情報 第82回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第8回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(8/5)《厚生労働省》
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2021/10/17

10:44 本剤1回目の接種。10:45 立位待機中に失神し、床に転倒したところ

を発見。数秒で意識回復。医師診察により血管迷走神経反射と診断。ベッド臥床安静にて回
復。

2021/10/18 症状の回復を確認。

失神、転倒、血管迷走神経反射の転帰は、回復。

報告者の協力が得られず、追跡調査不能。
本例は、医薬品医療機器総合機構を通じて入手した薬剤師による副反応報告症例(厚生労働
省受付番号:v21129691)である。

2 ヶ月に 1 回程度の頻度で頭痛が起こるが、その際は市販薬服用で改善している。

日付不明

本剤 1 回目の接種。

2021/08/29 本剤 2 回目の接種。接種後、発熱、頭痛が出現。
傾眠;

可逆性脳
22143

血管収縮
症候群;

悪心

発疹;
2021/09/02 解熱したが頭痛が継続。
造影剤ア
レルギ

2021/09/11 近医受診。単純 CT で異常所見なし。

ー;
2021/09/13 近医で MRI 撮影。前大脳動脈の血管攣縮が疑われた。可逆性脳血管攣縮症候群
食物アレ

(RCVS)疑いとなり、ベラパミル塩酸塩 120 mg/日を内服開始。疼痛管理のため、頓用でジク

ルギー

ロフェナク 25 mg/回を内服開始。

2021/09/15 頭痛改善なし。精査加療目的で当院紹介、救急搬送。来院時、意識清明、明ら
かな麻痺や構音障害なし。安静時も左側頭部に痛みあり、体動で増悪し頭部全体に広がる。
安静時には嘔気・ 嘔吐ないが、体動時に嘔気が出現。頭部に明らかな皮疹なし。眼球運動制
限なし、眼球充血なし、明らかな視野異常なし。MRI 撮影実施。近医で撮影した MRI 画像と比
較し攣縮は改善しているが、頭痛が継続している点は非典型的であるものの、当院において
も RCVS 疑いとなり、入院。ベラパミル塩酸塩 120 mg/日は内服継続、頓用でイブプロフェン
200 mg/回の処方追加あり、内服開始。

2021/09/16 頭痛に対し、五苓散エキス顆粒 7.5 g/日を内服開始。

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