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資料1-2-3-2   薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(スパイクバックス筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (622 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00046.html
出典情報 第82回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第8回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(8/5)《厚生労働省》
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本例は、医薬品医療機器総合機構を通じて入手した医師による副反応報告症例(厚生労働省
受付番号:v2210000382)である。

2022/06/07 医師より追加情報を入手した。

2 年前から股関節痛があり、杖歩行の被接種者。

ブドウ球

2021/08/10

SARS-CoV-2(コミナティ筋注)1 回目接種。

2021/08/31

SARS-CoV-2(コミナティ筋注)2 回目接種。

2022/03/16 本剤 3 回目接種。元から痛みがあった股関節痛が悪化した。

菌性敗血
症;

播種性血
管内凝
固;
22981
敗血症性
ショッ
ク;

腰筋膿

2022/03 虫歯で歯が痛いため、歯科受診。積極的に歯性感染を疑う所見なし。

関節痛;

難聴;

高血圧;

齲歯

2022/03/28 リハビリ後から具合が悪くなり歩けていなかった。

2022/03/30 食事摂取が少なくなった。

2022/03/31

18:00 頃

12:00 頃

構音障害に家族が気付いたが、自覚はなかった。

呂律困難を自覚。

2022/04/01 ブドウ球菌敗血症が発現。

瘍;
15:30 頃
関節膿瘍

1 時間程度、股関節痛により動けなくなっていたところを家族が発見。体動困難を

認め、救急要請。救急隊到着時、呂律困難を認めた。ブドウ球菌敗血症、右肩関節膿瘍、
右・ 左股関節膿瘍、右・ 左後腹膜膿瘍(腸骨筋・ 大腰筋)を認め、入院。右後腹膜、左股関
節ドレナージ施行。ガス産生連鎖球菌を疑い、TAZ/PIPC 開始し 2.25 g 4 回/日投与。血小板
2.8 万/mcL。その後、緊急処置として RBC、血小板、FFP 輸血施行。

2022/04/02 血培でブドウ球菌の疑い。抗菌薬変更、DAPT+MEPM(MRSA+ガス産生菌の混合感染
をカバー)開始。DAPT 350 mg 48 時間毎+MEPM 1 g 12 時間毎投与。緊急手術。右肩関節、右
後腹膜、左股関節に洗浄デブリ、ドレナージ施行。ICU 入室。播種性血管内凝固を認めた。

2022/04/04

MSSA と結果が出たため、嫌気性菌のカバー目的に TAZ/PIPC に変更し、2.25 g 4

回/日投与。ノンスロン投与開始。CHDF 開始。

2022/04/05 右肩ドレーン(クリオドレーン)入れ直し。

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