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資料1-2-3-2   薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(スパイクバックス筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (755 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00046.html
出典情報 第82回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第8回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(8/5)《厚生労働省》
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日付不明

血漿交換 6 回、ステロイドパルス 3 クール、内服のステロイドで加療し、両下肢

麻痺の改善を認めた。

2022/04/28 回復期リハビリテーション病院に転院。後遺症として歩行障害、排尿障害が残
る。

急性散在性脳脊髄炎の転帰は、後遺症あり。

追跡調査予定あり。

【臨床症状】

炎症性脱髄が原因と推定される。

初めての事象である。

臨床的に多巣性の中枢神経系の障害(事象)である。

発熱により説明できない脳症(意識の変容や行動変化)。

中枢神経系に帰することのできる限局性または多発性所見として、2022/03/06 に脳症、限局
性皮質徴候、原始反射の存在、運動麻痺、感覚異常、深部腱反射の変化が発現。

【画像検査(MRI)】(検査日:2022/03/22)

以下の多発性硬化症の MRI 基準の二つとも、もしくはいずれかを満たさない。MRI による空間
的多発の証明:4 つの中枢神経領域(脳室周囲、皮下直下、テント下、脊髄)のうち少なくと
も 2 つの領域に T2 病変が 1 個以上ある。MRI による時間的多発の証明:無症候性のガドリニ
ウム造影病変と無症候性の非造影病変が同時に存在する。あるいは基準となる時点の MRI に
比べてその後に新たに出現した症候性または無症候性の T2 病変及び/あるいはガドリニウム
造影病変がある。

【疾患の経過】

発症から最終観察までの期間 2 か月。

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