よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料1-2-3-2   薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(スパイクバックス筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (722 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00046.html
出典情報 第82回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第8回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(8/5)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

度。

日付不明、駆出率:45%、45%。

日付不明、心電図:ST 上昇、ST 上昇及び ST 上昇を伴う洞調律:I、II、aVF、V2-6。ST 上昇
を伴う洞調律:I、II、aVF、V2-6。

日付不明、組織学的検査:炎症細胞亜型はリンパ球性であった、炎症細胞亜型はリンパ球性
であった、筋細胞壊死は認められなかった、間質性炎症、心内膜炎、間質性線維症及び心内
膜下線維症は軽度であり、置換性線維形成は認められなかった。中等度の心内膜心筋線維性
肥厚及び軽度の心筋間質性線維症も認められた。右心室中隔から得た心内膜心筋生検(EMB)
では、HE 染色にて軽度の炎症を示し、マッソントリクローム染色にて中等度の心内膜心筋肥
厚及び軽度の間質線維症を示した。マルチウイルスリアルタイムポリメラーゼ連鎖反応
(PCR)システムでは EMB 検体全ての心筋で重症急性呼吸器症候群コロナウイルス 2(SARSCoV-2)を含むウイルスゲノム検出されなかった。古典的心筋炎基準 3 を満たす筋細胞損傷は
なかったが、これらの免疫組織化学的所見とウイルスゲノムが検出されなかったことにより
本例が免疫性心筋炎の症例であることが示唆された。

日付不明、免疫組織化学的検査:CD3 陽性 T リンパ球は 7-14 個/mm^2。CD3 陽性 T リンパ球は
7-14 個/mm^2。CD68 陽性マクロファージは大量であった。テネイシン-C(TN-C)の免疫組織
化学的発現が心内膜において認められ、ヒト白血球抗原(HLA)-DR 抗原は毛細血管内皮細胞
及び間質浸潤細胞でびまん性に陽性であった。

日付不明、心臓磁気共鳴画像(CMR):非虚血性分布パターン陽性。入院 6-9 日目の画像で
は、左心室(LV)側壁の早期ガドリニウム増強(EGE)画像における非虚血性分布パターン陽
性が明らかとなり、非虚血性心筋損傷が示された。EGE 結果と一致し、CMR は T2 画像にて心
筋浮腫も認めた。

日付不明、SARS-CoV-2 検査:陰性(陰性)入院時の SARS-CoV-2 に対する鼻咽頭 PCR の結果は
陰性。

日付不明、トロポニン T:1 か月の経過観察にて正常(正常)及び 1.03 ng/mL(高値)1.03
ng/mL、基準範囲 0.014 未満。

722