資料1-2-3-2 薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(スパイクバックス筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (203 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00046.html |
出典情報 | 第82回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第8回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(8/5)《厚生労働省》 |
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副反応報告症例(TASK0021088)である
2021/07/18 本剤 1 回目の接種。
日時不明
接種前の体温:35 度 7 分。
2021/08/19
17:50 本剤 2 回目接種。直前の問診医による問診上問題の指摘ない通常接
種。18:00 顔面蒼白・ 意識混濁・ 転倒にて発見。救護室に搬送。症状は急速な進行を伴
い、突然発症した。搬送時のショックバイタル(血圧計で血圧測定不能、橈骨動脈触知不
21230
アナフィ
能)・ 全身チアノーゼ・ 意識混濁(JCS2-10,GCS E3V4M5)・ 全身冷汗を認めアナフィラキシ
ラキシー
ーの診断にてアドレナリン 0.3 ㎎筋注(右大腿外側:Ep-IM)・ 抹消静脈ルート軽減・ 意識レ
反応;
ベル改善傾向あるも一過性で再度症状悪化、全身の痙攣も出現認め 2 回目の Ep-IM を実施。
救急車到着し、呼吸状態悪化傾向あったため救急隊の高機能のアンビューシステムに変更し
転倒
気管内挿管スタンバイにて病院へ救急搬送、搬送後更なる輸液追加・ ソルメドロール 125 ㎎
静注実施されるが反応不十分の為、3 回目の Ep-IM 実施。この結果血圧が 120 台まで上昇・ チ
アノーゼも改善傾向を得た。状態観察の為、そのまま同院 ICU へ入院となった。
2021/08/20 退院。症状軽快を確認。
アナフィラキシー、転倒の転帰は、軽快。
報告者の協力が得られず、追跡調査不能。
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