資料1-2-3-2 薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(スパイクバックス筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (477 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00046.html |
出典情報 | 第82回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第8回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(8/5)《厚生労働省》 |
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省受付番号:v21132591)である。
2021/10/03 本剤 1 回目の接種。
2021/10/31 本剤 2 回目の接種。接種後、一過性に 38℃を超える発熱あり。
日付不明
自然解熱していたが、微熱が遷延していた。
2021/11/02
15:00 頃
安静時に突如、前胸部痛を自覚。性状は押されるような感じで、痛み
の強さは 8/10 程度。痛みの放散や移動はなし。
15:30 心筋炎が発現。その後症状の改善なく、当院救急外来受診。来院時の心電図で 2、3、
aVF、V4、V5、V6 で ST 上昇を認めたが、心エコーで明らかな壁運動異常を認めなかったもの
の、採血でトロポニン I 含めた心筋逸脱酵素の上昇を認めた。経過からは本剤に伴う心筋炎
を疑い、経過観察及び加療目的で入院。鑑別としてウイルス性や膠原性が挙げられ、各種ウ
イルス抗体検査を実施したが否定的であった。
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心筋炎
日付不明
経時的に胸痛は改善し、心筋逸脱酵素は正常範囲内まで低下。心電図での ST 上昇
もほぼ消失。全身状態良好。
2021/11/09 症状の軽快を認め、退院となった。
心筋炎の転帰は、軽快。
報告者の協力が得られず、追跡調査不能。
<画像検査>
【心臓 MRI 検査】(検査日:2021/11/10)
・ 造影あり。
・ 異常所見:(心筋の浮腫)T2 強調像における浮腫所見。典型的には斑状の浮腫。(心筋の損
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