よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料1-2-3-2   薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(スパイクバックス筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (222 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00046.html
出典情報 第82回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第8回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(8/5)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

本例は、医薬品医療機器総合機構を通じて入手した薬剤師による副反応報告症例(厚生労働
省受付番号:v21125004)である。

日付不明

心室性期
外収縮;

21361

心房頻
脈;

発熱

本剤 1 回目の接種。

2021/08/24

10:30 本剤 2 回目の接種。

2021/08/25

03:00

38℃台後半の発熱あり。胸痛、動悸を自覚し、近医を受診。HR150 から

200bpm の心房頻拍、頻回の心室性期外収縮あり。ベラパミル静脈注射されるも症状消失な
く、病院紹介、入院となった。経過中、トロポニン陰性、ECG にて ST 変化なし、心臓超音波
にて異常なく、心筋炎は否定的とみられた。補液、アセトアミノフェン内服にて解熱し、解
熱とともに不整脈の症状も消失した。

発熱、心室性期外収縮、心房頻拍の転帰は、軽快。

報告者の協力が得られず、追跡調査不能。
本例は、当社 MR を介して入手した医師による報告であり、医薬品医療機器総合機構を通じて
入手した消費者による副反応報告症例(厚生労働省受付番号:v21125154)である。

日付不明
冷感;

嘔吐;
21362
悪心;

頭痛

接種前の体温:35 度 8 分。

2021/08/06

20:16 本剤 1 回目の接種。

20:29 寒気、嘔気、頭痛を認めた。救護室にて経過観察。

20:50 嘔気治まる。医師より帰宅許可あり。BP 109/72mmHg、SpO2 97%。

21:10 帰宅途中に胃液様残渣混じりの嘔吐を 2 回認めた。BP 142/90mmHg、SpO2 98%。再度
嘔吐 1 回出現し、再度救護室を来室。

21:25 寒気と嘔気あり。

21:35 病院に救急搬送。採血、心電図、頭頚部 CT、胸腹部超音波施行。点滴静脈注射に
て、鎮痛剤・ 制吐剤投与し、同効能内服薬を処方。

222