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資料1-2-3-2   薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(スパイクバックス筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (503 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00046.html
出典情報 第82回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第8回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(8/5)《厚生労働省》
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本例は、医薬品医療機器総合機構を通じて入手した医師による副反応報告症例(厚生労働省
受付番号:v2110033754)である。

2022/06/09 医師より追加情報を入手した。

2021/10/10 本剤 1 回目の接種。

2021/11/07 本剤 2 回目の接種。

2021/11/08 頭痛、食思不振、全身倦怠感が出現。市販薬を内服するも改善傾向はなし。

2021/11/13 近医小児科を受診。カロナール処方され内服するも効果なし。

2021/11/18 当院受診。頭痛、食思不振、全身倦怠感を認めた。血液検査上も明らかな異常
所見は認めなかった。ブルフェン、トリプタノール内服で経過観察。

倦怠感;

22484

頭痛;

食欲減退

2021/11/25 当科再診。症状改善傾向なく、経口摂取不良も持続していたため、入院管理。
血液検査、頭部 CT、頭部 MRI/MRA でも精査を行ったが、明らかな異常なし。補液、補中益気
湯・ 五苓散内服などで対応。

日付不明

全身状態は一時的にやわらぐものの完全には軽快せず。

2021/12/02 頭痛はやや改善、経口摂取が可能な状態になったため、退院。以降、外来フォ
ロー。

日付不明

外来では症状に合わせて漢方の変更等で対応していたが、頭痛、全身倦怠感は持

続。

2022/03/10 外来受診時点で経口摂取はできているものの、持続性の頭痛は残存し、全身倦
怠感は悪化傾向となっている。長時間の身体活動が難しい。鎮痛剤に不応の頭痛も 6/10 程度
の強さで続いている。通学は週 2 回程度となっている。症状は未回復。

2022/03/25 後遺症として、現在も頭痛や全身倦怠感は遷延し、登校困難な状態が続いてい
る。

頭痛、全身倦怠感の転帰は、未回復。食思不振の転帰は、不明。

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