資料1-2-3-2 薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(スパイクバックス筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (168 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00046.html |
出典情報 | 第82回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第8回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(8/5)《厚生労働省》 |
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種統括担当者による副反応報告症例(TASK0020818)であり、医薬品医療機器総合機構を通じ
て入手した医師による副反応報告症例(厚生労働省受付番号:v21123290)であり、「第 25
回
日本心血管内分泌代謝学会学術総会
第 38 回
国際心臓研究学会日本部会総会 第 57
回
高血圧関連疾患モデル学会学術総会
第 43 回
心筋生検研究会学術集会
第 29 回
日
本血管生物医学会学術集会」で発表され、「日本内分泌学会雑誌,97(5):2021」に掲載さ
れた症例である。
2021/09/07 追加情報として、医療品医療機器総合機構を通じて医師より副反応報告症例(厚
生労働省受付番号:v21125868)を入手した。
リハビリ
テーショ
2021/09/29 医師より追加情報を入手した。
ン療法;
多臓器機
能不全症
候群;
20957
心原性シ
ョック;
心筋炎
一時的機
械的循環
補助;
大動脈内
バルーン
挿入;
肺補助デ
バイス治
療;
閉経後
2021/06/28 本剤 1 回目の接種。
日付不明
接種前の体温:36 度 2 分。
2021/07/26 本剤 2 回目の接種。倦怠感が発現。
2021/08/02 呼吸苦が出現。ほぼ動けなくなった。
2021/08/04
10:30 ショック状態で搬送され、劇症型心筋炎の診断。その際、SBP 80 台、HR
110 台で末梢の冷感を認めた。ECG で広範な ST 上昇あり。VCG にて EF 11%と低下しており、
心原性ショックと診断であった。挿管、人工呼吸管理のもと VA-ECMO/IABP を留置。冠動脈に
有意狭窄はなく心筋生検ではリンパ球性心筋炎の診断となった。集中管理のため心移植施設
に転院となり、当院へ転院搬送、入院となる。転院後 IABP を Inpella CP へ入れ替え、人工
呼吸仮化で圧 CMO、Inpella CP による集中管理を行った。心機能は当初左室駆出率 5%以下で
あった。
2021/08/07
LVEF 40%ほどまで改善し、V-A ECMO を抜去。
2021/08/08
Inpella CP を離脱、抜去し、抜管も行った。
2021/08/10
ICU を退室し、一般病棟へ移動。
2021/08/12 点滴強心薬(ドブタミン)を終了し、本格的にリハビリを開始した。
2021/08/20 EF60%ほどまで改善した。
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