資料1-2-3-2 薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(スパイクバックス筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (162 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00046.html |
出典情報 | 第82回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第8回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(8/5)《厚生労働省》 |
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省受付番号:v21123385)である。
日付不明
本剤 1 回目の接種。接種後、発熱、注射部位の疼痛、下痢症状みられ、市販の鎮
痛剤を服用。
日付不明
倦怠感;
2021/08/01
呼吸困
21:30 発熱出現、再び鎮痛剤を内服。
悪寒;
23:30 頃、息苦しさを自覚。
意識レベ
ルの低
2021/08/02
下;
感覚鈍
麻;
浮動性め
まい;
発熱;
過換気;
間代性痙
攣
09:33 本剤 2 回目の接種。
16:30 倦怠感が出現し、鎮痛剤を内服。
難;
20911
接種前の体温:不明。
00:15 体温 38℃、過呼吸、両腕のしびれ、ふらついて歩けない状態となり、
救急要請。救急搬送中に間代発作、意識レベル低下を認める。
熱性痙攣
救急外来搬送時、体温 38.9℃、血圧 116/64、脈拍 88 回/分、SpO2 99%(room air)、JCSⅡ‐
10、GCS E3V3-4M4-58/2。
00:23 動脈血ガス分析。pH 7.581、PaCO2 17.8mmHg、PaCO2 106.0mmHg、HCO3 16.7mmol/L、ABE -2.9mmol/L、Na +137mEq/L、K +2.8mEq/L、CI -107mEq/L、AnGap
13.4mEq/L、Lac 4.3mmol/L。
00:23 採血。WBC 12070、Neutr 数 10200、RBC 398 万、Plt 17.4 万、AST 16U/L、ALT
11U/L、ALP 68U/L、CPK 50U/L、LDH 138U/L、BUN 9.1mg/dL、Cr 0.69mg/dL、Na 134mEq/L、K
2.9Eq/L、Cl 105mEq/L、プロカルシトニン 0.08ng/mL、CRP 0.31mg/dL。
00:24 補液投与開始。セルシン注射液 5mg 静注し、速やかに間代発作は消失するが、SpO2
78%に低下し、酸素 3L 投与開始。
02:00 頃
会話可能な程度まで意識レベル改善(JCSⅠ-1)。SpO2 99%に上昇し、酸素投与終
了。ふらつきなく、歩行可能。間代発作、過換気症候群にて入院。
02:46 体温 38.0℃、血圧 90/52、脈拍 84 回/分、SpO2 97%(room air)、呼吸数 26 回/分。
悪寒、息苦しさの訴えあり。
03:34 体温 38.1℃、アセトアミノフェン上 400mg 内服。
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