資料1-2-3-2 薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(スパイクバックス筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (580 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00046.html |
出典情報 | 第82回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第8回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(8/5)《厚生労働省》 |
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受付番号:v2110034919)である。
日付不明
新型コロナウイルスワクチン(製品名不明)1 回目接種。
日付不明
新型コロナウイルスワクチン(製品名不明)2 回目接種。
呼吸困
難;
2022/03/02 本剤 3 回目接種。
心不全;
2022/03/04 呼吸困難を認めた。10:00 当院へ救急搬送。本剤副作用による心不全の増悪と
考え入院し、フロセミド点滴加療施行。
心肺停
22803
止;
意識レベ
うっ血性
心不全
2022/03/05 血便を認めた。貧血の進行を認め輸血施行。
2022/03/08 大腸内視鏡検査にてポリープを認めた。
ルの低
下;
2022/03/10 ポリープ切除施行。術後、徐々に意識レベル低下し、心肺停止。一時ペーシン
グ挿入するも死亡。
血便排泄
呼吸困難、意識レベル低下、心肺停止の転帰は、死亡。心不全の増悪、血便、貧血の進行、
ポリープの転帰は、不明。
報告者の協力が得られず、追跡調査不能。
本例は、「第 173 回
日本循環器学会東北地方会」で発表された症例である。
急性心筋炎は企業により重篤と判断された。
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心筋炎
18 歳男性。本剤 2 回目を接種した翌日より発熱、呼吸苦、胸痛を自覚し救急搬送された。バ
イタルサインは保たれており、COVID-19 PCR は陰性であった。トロポニン T と CK(max
2,700)の上昇を認め、心電図では前壁と側壁誘導で ST 上昇がみられ、心エコーでは EF30%と
全周性に壁運動低下を認めた。急性心筋炎を疑い、入院とした。
既往症に血友病 B があり、冠動脈造影は施行しなかった。入院 4 日目には血液データが正常
化し、6 日目には壁運動が改善し、7 日目に退院となった。心臓造影 MRI では T2 強調画像で
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