資料1-2-3-2 薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(スパイクバックス筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (177 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00046.html |
出典情報 | 第82回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第8回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(8/5)《厚生労働省》 |
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本例は、医薬品医療機器総合機構を通じて入手した看護師による副反応報告症例(厚生労働
省受付番号:v21123464)である。
予診票での留意点(基礎疾患、アレルギー、最近 1 ヵ月以内のワクチン接種や病気、服薬中
の薬、過去の副作用歴、発育状況等):有(冠痙縮性狭心症、心室中隔欠損症、気管支喘
息、高脂血症、一硝酸イソソルビド 20mg2 錠・ ニフェジピン CR20mg2 錠・ クレストール 5 ㎎ 1
錠内服中、ステロイド剤使用歴あり(喘息発作時)、髪染めにてアナフィラキシー歴あり、
薬剤アレルギー(フロモックス、セフゾン)、食物アレルギー(メロン))
日付不明
21011
喘息
接種前体温:36.4℃。
2021/07/11
09:50 本剤 1 回目の接種。
09:55 喉のイガイガが発現。他症状なし。
10:00 喉の痒さが加わるため、フェキソフェナジン 60mg1 錠内服。BP120-130、P66、SpO2
97-98。その後乾燥咳軽くあり。
10:20 喉の症状は消失するが、頭痛と呼吸苦発現。呼吸音正常。
10:38 喘息発作症状出現。気管支狭窄音あり。SpO2 98。アドレナリン 0.8mg 筋注。
10:40 救急隊到着。その後、狭心症で通院している医療機関へ搬送。症状落ち着くが、念
のため 1 泊入院。
2021/07/12 喘息発作、頭痛は回復。
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