資料1-2-3-2 薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(スパイクバックス筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (261 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00046.html |
出典情報 | 第82回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第8回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(8/5)《厚生労働省》 |
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報告者の協力が得られず、追跡調査不能。
本例は、医薬品医療機器総合機構を通じて入手した薬剤師による副反応報告症例(厚生労働
省受付番号:v21126194)である。
アレルギー歴:焼き魚、魚の脂、ブタクサを有する患者。
2021/09/07
11:00 本剤 1 回目の接種。
11:10 アナフィラキシーが発現。頭部の痒み、呼吸苦を認めた。吐き気、蕁麻疹なし。
11:15 BP95/80mmHg、P105 回/分、SpO2 99%。
11:28 BP161/111mmHg。アドレナリン注射液 0.3mg 筋肉内注射。自覚症状は改善せず、救急
要請。
アナフィ
21573
ラキシー
反応
12:03 当院に到着。BP161/84mmHg、P80 回/分、SpO2 100%(酸素 4L/分)。呼吸苦あり、か
高血圧
なり小さいかすれ声。深呼吸不可。喘鳴あり、湿性咳嗽少しあり。顔面はやや紅潮、体幹に
目だった皮疹なし。
12:10 ポララミン注 5mg 静注。
12:25 自覚症状は著明に軽快。普段通り声が出るようになった。BP160/93mmHg、P75 回/分、
SpO2 99%(酸素 4L/分)。
12:30 酸素 3L/分へ変更。
12:33 SpO2 98 から 99%(酸素 1.5L/分)。
12:35 Sp02 96 から 98%(酸素なし)。呼吸苦なし。
14:00 症状の回復を確認。症状の再燃なく、帰宅。
アナフィラキシーの転帰は、回復。
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