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資料1-2-3-2   薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(スパイクバックス筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (265 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00046.html
出典情報 第82回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第8回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(8/5)《厚生労働省》
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15:58 血管迷走神経反射が発現し、意識消失。椅子から落ち、後方へ転倒、左後頭部を強
頭痛

打。BP135/84mmHg、脈拍 60 回/分、SpO2 97%。頭痛、後頸部痛あり。

16:46 症状が安定したため、医師より帰宅許可。

17:25 帰宅途中に腹部不快感、顔面蒼白を自覚し、再度救護室に来室。立位、座位で気分不
良あり。臥位で状態が落ち着く。座位で BP93/61mmHg。

18:25 座位での気分不良を断続的に確認。最終的に座位、立位が困難と判断。病院に救急搬
送。採血、頚椎・ 胸部レントゲン、経胸壁心エコー、心電図検査を施行。点滴静脈注射に
て、ソルアセト F 輸液を投与。

23:00 頃

症状が回復し、帰宅。

血管迷走神経反射、意識消失、椅子から転落、左後頭部を強打、頭痛、頸部痛の転帰は、回
復。

報告者の協力が得られず、追跡調査不能。
本例は、医薬品医療機器総合機構を通じて入手した医師による副反応報告症例(厚生労働省
受付番号:v21126276)である。

外傷後疼
痛;

失神寸前
21582

の状態;

意識変容

日付不明

接種前の体温:36.7℃。

2021/09/08 本剤 1 回目の接種。17:30 血管迷走神経反射が発現。一過性意識障害により椅
子から転落。右側頭部を打撲した。救急要請し、当院に搬送。意識レベル清明、バイタル逸
脱なし。外傷痕はっきりせず。受傷部位の側頭部および右頭部に疼痛訴えあり。頭部 CT、頚
部 XP では外傷性変化なく、帰宅。症状は回復していた。
状態;

挫傷
一過性意識障害、右側頭部打撲、血管迷走神経反射、頭部疼痛の転帰は、回復。

報告者の協力が得られず、追跡調査不能。

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