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資料1-2-3-2   薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(スパイクバックス筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (482 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00046.html
出典情報 第82回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第8回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(8/5)《厚生労働省》
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における軽度運動低下を認め、心嚢液貯留は認めなかった。重症急性呼吸器症候群コロナウ
イルス 2 に対するポリメラーゼ連鎖反応及びインフルエンザウイルスに対する抗原検査は陰
性所見を示した。心臓磁気共鳴画像にて、後下壁に遅延ガドリニウム増強と同領域の T2 強調
画像での遅延病変を認め、急性心筋炎が示された。患者は非ステロイド性抗炎症薬の投与を
含む保存的治療を受けた。血清 CK 及び心臓トロポニン T 値は 2 日目にピークに達した。症状
は徐々に回復し、患者は 5 日目に退院した。追跡調査を行う予定である。

日付不明、患者は mRNA-1273(COVID 19 ワクチンモデルナ、投与経路:不明、1 剤形)の 2 回
目投与を受けた。2021/07/28、患者は、心筋炎(再発性心筋心膜炎)(重篤区分:入院及び
医学的に重要)を呈した。日付不明、患者は心膜炎(心膜炎)(重篤区分:医学的に重要)
を呈した。患者は 2021/07 のある時期に心筋炎のため入院した。患者は loxoprofen(経口、
160 mg、1 日 1 回、2021/07/19-2021/08/04、使用理由:心筋炎)による治療を受けた。
2021/08/02、心筋炎(再発性心筋心膜炎)は回復した。報告時、心膜炎(心膜炎)の転帰は
不明であった。

診断結果(正常範囲が得られている場合は括弧内に記載):

2021/07/28、血中クレアチン・ ホスホキナーゼ MB(0-3.1):26.1 ng/mL(高値)、26.1
ng/mL。

2021/07/28、C-反応性蛋白(0-0.14):8.43 mg/dL(高値)、8.43 mg/dL。

2021/07/28、心電図:V2-6/?-aVL・?・aVF 誘導における異常な ST 上昇及び aVR 誘導における
PR 上昇。

2021/07/28、フィブリン D ダイマー(0-1):0.5 mcg/mL、0.5 mcg/mL。

2021/07/28、トロポニン T(0-0.014):0.579 ng/mL(高値)、0.579 ng/mL。

2021/07/29、胸部 X 線:正常(正常)正常。

2021/07/29、心エコー図:前壁中隔中央部-心尖部及び後外側中央部-心尖部における左室
(LV)壁運動異常、区域壁運動異常。

2021/07/31、磁気共鳴画像:後期ガドリニウム増強領域の下外側壁における T2 強調像の高信
号強度異常。

日付不明、アデノウイルス検査:ペア血清検体にてアデノウイルス陰性であった。ペア血清

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