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資料1-2-3-1   薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (1024 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00052.html
出典情報 第85回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第14回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(10/7)《厚生労働省》
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2022/07/23(ワクチン接種の 3 日後)、患者は入院した。

2022/07/26(ワクチン接種の 6 日後)、患者は退院した。

2022/07/26、事象の転帰は回復であった。

事象の経過は次の通り:

2022/07/20 に患者はコミナティ筋注 3 回目を施行した。(1 回目は
2021/09/21、2 回目は 2021/10/12 に施行した)。

7 月 21 日に摂氏 38.2 度、7 月 22 日に摂氏 37.4 度の発熱を認めた。

7 月 23 日午前 9 時 00 分に患者は前胸部圧迫感を自覚した。

安静で 5 分間程度で軽快得られた。

患者は、精査目的に当院受診した。

血液検査にて、CRP 1.67mg/dL、CK 526u/L、CK-MB 37u/L、トロポニン
T 0.657ng/ml と上昇を認めた。

心エコーでは、心のう水や心膜癒着サインを認めなかった。

その後の胸痛なし、安静経過観察で、CK-MB など正常値化した。

7 月 26 日に退院となった。

HBV、EBV の初感染を鑑別し、血液検査施行も異常なし。

ワクチンの関与が疑われた。

報告者は、事象を重篤(心筋炎、入院)と分類し、ワクチンと事象と
の因果関係を関連ありと評価した。

他要因(他の疾患等の可能性)はなかった。

報告者意見は次の通り:

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