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資料1-2-3-1   薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (954 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00052.html
出典情報 第85回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第14回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(10/7)《厚生労働省》
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および真皮中層の好中球(ベーチェット病と一致する);

ICBD score:4、注記:(点);

Physical examination:多発性硬化性紅斑が明らかとなった、注記:
顔面、背部、両腕(部分的に膿疱の形態であった)。口の潰瘍もあっ
た;

Skin test:陽性;

Total complement activity test(25.0-48.0):82.4IU/ml;

White blood cell count:19.8x10 9/l、注記:著しい上昇が見られ
た。

ベーチェット症候群、状態悪化の結果、治療的処置がとられた。

臨床経過:

患者はSARS-CoV2 BNT162b2mRNA ワクチン接種の 6 時間後に高熱
(摂氏 39 度)と咽喉痛があり、その後皮膚病変が進行した。

彼には、ベーチェット病(高熱、ぶどう膜炎、口および陰部の潰瘍と
関節痛といった典型的特徴を含む)の病歴があった。

全身の副腎皮質ステロイド治療は、これまで 10 年以上再発はなく成功
していた。

生殖器潰瘍も眼の病変も見られなかった。

全身のシクロスポリン 200mg/日は効果的だったが、この薬が原因と思
われる肝損傷のため、投与を中止した。

そのため、副腎皮質ステロイド 0.5mg/kg/日およびコルヒチン 1.0mg/
日の投与を開始し、発熱と発疹はすぐに軽減に至った。

通常、ベーチェット病患者に対して、SARS−CoV−2ワクチン
接種は推奨されているが、以前報告されたとおり、ベーチェット病が
SARS-CoV2 ワクチン接種後に悪化するかどうか確認することが重要
である。

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