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資料1-2-3-1   薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (836 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00052.html
出典情報 第85回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第14回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(10/7)《厚生労働省》
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ろ、炎症反応高値と急性腎不全(クレアチニン 2.34mg/dL)を発症して
いたため入院した。入院後に、電解質異常も発症した。1 週間のみヒド
ロコルチゾンの点滴投与し、輸液と電解質補正で事象は改善したた
め、2022/07/22 に退院した。

腎機能も元のベースに回復した。

報告医師は、事象を重篤 (2022/07/07 から 2022/07/22 まで入院))
と分類し、事象と BNT162b2 は関連ありと評価した。他の疾患等、他に
考えられる原因は、患者が元々、免疫チェックポイントによる irAE
(免疫関連副作用)を持っていたことである。

報告医師のコメントは以下のとおり:

患者は元々 irAE があったが、コロナワクチン 4 回目接種の翌日に症
状を発症した。症状は、発熱、倦怠感、急性腎不全、電解質異常であ
った。これらの症状が、コロナワクチンの副作用なのか、コロナワク
チン接種がトリガーとなり、新たな irAE を発症したのか、その区別は
難しく、臨床経過から、因果関係を疑わざるを得ない。2022/08/18 の
追跡調査において、連絡可能な医師から患者が接種した COVID19 ワク
チンの製品名は不明であると報告された。COVID19 ワクチン接種前の 4
週間以内にその他のワクチン接種の有無は不明であった。事象発現前
の2週間以内に投与した併用薬の有無は不明であった(報告の通
り)。患者の病歴に、口腔内黒色腫(2018 頃発現、継続中)、免疫チ
ェックポイント阻害薬による有害事象(2021/06/29 発現、継続中)が
あった。

COVID-19 ワクチン−製造販売業者不明のバッチ/ロット番号に関する情
報は要請されており、入手次第提出される。

追加情報(2022/08/18):本報告は、同一の連絡可能な医師からの自発
追加報告であり、追跡調査書の回答である。更新された情報は逐語に
より以下を含んだ:更新された情報:過去の薬剤、事象、発現日が
「2021/06/29」に更新された、関連する病歴口腔内黒色腫の継続中が
「はい」に更新され発現日が追加された。

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