資料1-2-3-1 薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (299 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00052.html |
出典情報 | 第85回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第14回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(10/7)《厚生労働省》 |
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事象の転帰は、処置なしで回復であった。
報告者は、事象を入院(入院期間は 8 日間であった)と分類した。
2021/11/16(報告のとおり)、1 回目ワクチン接種を受けた(1 回目の
時は特に問題なし)。
報告薬剤師は、事象を重篤(2021/11/28 から 2021/12/04 まで入院)と
分類し、事象と BNT162b2 との因果関係は評価不能であった。
他要因(他の疾患等)の可能性はなかった。
報告薬剤師は、以下の通りにコメントした:
胸痛を認め、精査後心筋逸脱酵素上昇、EF の低下の所見が認められ入
院となった。その後、ベッド上安静とし、採血再検で心筋逸脱酵素の
ピークアウトを確認した。再燃なく、経過をたどり、退院した。今回
の症例は副反応である可能性が否定できないため報告対象とした。
本報告は、心筋炎の基準を満たした。
心筋炎調査票:
病理組織学的検査は実施されなかった。
下記の臨床症状/所見があった:
2021/11/29、急性発症の胸痛又は胸部圧迫感があった。
検査所見:
トロポニンI:(2021/11/29)上昇あり、24860.8(pg/mL)。CK:
(2021/11/29)上昇あり、1244(U/L)。CK-MB:(2021/11/29)上昇
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