資料1-2-3-1 薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (445 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00052.html |
出典情報 | 第85回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第14回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(10/7)《厚生労働省》 |
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急性肺炎、高拍出性心不全、慢性腎不全急性増悪が観察され、ICU に入
室した。
しかし、翌日(2022/02/20)日中に死亡退院となった。
患者の家族は解剖精査を希望しなかった。
当院での血液培養の結果は陰性であった。
死亡確認日時は、2022/02/20 16:24 であった。死亡時画像診断は実施
されなかった。剖検は実施されなかった。
事象の転帰は、死亡であった。
肺炎、心筋炎、敗血症、高拍出性心不全、間質性肺疾患の結果とし
て、人工呼吸およびその他の集中治療を含めた治療的な処置がとられ
た。
心筋炎調査票
病理組織学的検査または心臓MRI検査または直近の冠動脈検査は、
実施されなかった。
2022/02/12、患者は労作時、安静時、または臥位での息切れ、咳嗽が
あった。浮腫が観察されたが、もともと存在した。
検査所見:
2022/02/19、トロポニンI:1002ng/ml(上昇あり);CK:691IU/L
(上昇あり); クレアチンキナーゼ MB 型(CK−MB):11IU/L(上
昇あり); C−反応性蛋白(CRP):23.54mg/dL(上昇あり);D-ダイ
マー:5.70ug/ml(上昇あり)。
2022/02/19、心臓超音波検査が実施された。異常所見は、左室駆出率
40〜50%であった、その他:(当院初回のため)心室壁がやや輝度高
い。左室拡大、左房拡大および中等度の僧帽弁閉鎖不全。
2022/02/19、心電図が実施された。異常所見として、ST上昇または
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