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資料1-2-3-1   薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (261 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00052.html
出典情報 第85回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第14回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(10/7)《厚生労働省》
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メモ: 0.55/1.03 ng/mL の CPR レベルでの能力(負荷前/6 分後);
Blood glucose: 501 mg/dl; Blood ketone body (normal high range
85): 5060 umol/l; Blood ketone body (normal high range 55):
2190 umol/l; Blood ketone body: 4+; Computerised tomogram
pancreas: 正常, メモ:異常所見を認めなかった; Glycosylated
haemoglobin (4.6-6.1): 7.0 %; HLA marker study: DRB1 04:05,
08:03, DQB1 04:01, 06:1; Insulin C-peptide: 0.55 ng/ml, メモ:
(0 min); 1.03 ng/ml, メモ: (6 min); decreased to 0.13, メモ: 入
院 14 日目, 劇症 1 型糖尿病の可能性を示唆; Insulin C-peptide
(0.8-2.3): 0.35 ng/ml; Insulin C-peptide (29.2-167): 11.6, メ
モ: Units: ug/day; Lipase (6-48): 208 IU/l; PCO2 (32-48): 10.1
mmHg; pH body fluid (7.35-7.45): 7.177; PO2 (83-108): 139 mmHg.

1型糖尿病に対して治療的な処置がとられた。

また、患者は 36 歳の女性で、7 日間の口渇、多飲症、多尿、動悸、食
欲不振、および疲労の病歴があり、それらはCOVID−19 RNA ベ
ースのワクチン(BNT162b2、ファイザー-BioNTech)の初回接種の 3 日
後に発現したということが報告された。

患者は以前は健康な女性で、糖尿病、アレルギー、または糖尿病の病
歴の記録はなかった。

さらに、ケトアシドーシス発現の直前に炭酸飲料を飲み過ぎたという
病歴もなかった。

患者は糖尿病の病歴がなかったが、COVID−19 RNA ベースのワ
クチン初回接種の 10 日後に、HbA1c 低値と膵島関連自己抗体の陰性を
伴う急性発症糖尿病性ケトアシドーシスを示した。

劇症 1 型糖尿病は、急性発症糖尿病性ケトアシドーシス、HbA1c 低値、
検知不能な血清 C ペプチド、膵島関連自己抗体の陰性によって特徴づ
けられる。

入院 14 日後に血清 C ペプチド値が 0.13ng/ml に減少したため、彼女が
劇症 1 型糖尿病を発現した可能性があった。

COVID−19ワクチン接種で起こりうる副反応のリストに 1 型糖
尿病を追加するべきであり、過去に糖尿病の病歴がない患者において
も、COVID−19ワクチン接種後は慎重に観察しなければならな
いということが示唆された。

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