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資料1-2-3-1   薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (1296 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00052.html
出典情報 第85回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第14回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(10/7)《厚生労働省》
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画像検査 MRI:(2022/06/24) 頚髄 C4-5 に病変、注記:びまん性または
多発性の白質病変が、T2 強調画像・拡散強調画像(DWI)、もしくは液
状信号減衰反転回復画像(FLAIR)(T1 強調画像によるガドリニウム増強
はあってもなくてもよい)において認められた。

以下の多発性硬化症の MRI 基準の二つとも、もしくはいずれかを満た
さなかった。

その他(頚髄(C4-5)および側脳室周囲の T2 強調高信号病変、造影効
果なし。)

脊髄炎が考えられた。

急性散在性脳脊髄炎、脊髄炎、多発性硬化症、最初のエピソードから
なる症候群の結果として治療措置がとられた。

事象の経過は以下の通り:

2022/06/18(接種翌日)、摂氏 39.5 度の発熱があり、市販の解熱剤を
内服した。

2022/06/19、両下肢のしびれ感が出現し、その後、両手のしびれが出
現した。

2022/06/23、四肢のしびれと脱力を主訴に、接種医療機関を受診し
た。四肢筋力低下(MMT 4 レベル)、上腕三頭筋以下、右優位に腱反射亢
進が認められた。

2022/06/24、Th 7 レベル以下の痛覚鈍麻、両下肢の振動覚低下(内果
0秒/0秒)、排尿感覚低下、進行性の症状、頚髄レベルのミエロパチ
ーが疑われ報告病院へ紹介され受診となった。摂氏 37.0 度発熱、右優
位の四肢筋力低下、(握力右 24kg;左 33kg)、髄液細胞数増加を認め
た。MRI で頚髄 C4-5 に病変を認め、脊髄炎が考えられた。ADEM が疑わ
れ入院となった。ステロイドパルスを開始した。

報告医師は、事象を重篤(2022/06/24 から 2022/07/16 まで入院)と
分類し、事象と BNT162b2 との因果関係を関連ありと評価した。他要因

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