資料1-2-3-1 薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (1085 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00052.html |
出典情報 | 第85回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第14回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(10/7)《厚生労働省》 |
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2021/07/26
00:00、患者は以前 COVID-19 免疫のため BNT162b2(コミ
ナティ、注射剤、ロット# EY0583、使用期限 2021/10/31、投与経路不
明、単回量)の 1 回目を接種した。
2021/08/17 00:00、患者は COVID-19 免疫のため BNT162b2(コミナテ
ィ、注射剤、ロット# FF3622、使用期限 2021/11/30、投与経路不明、
単回量)の 2 回目を接種した。
2021/08/21
00:00(ワクチン接種 4 日後)、患者は帯状疱疹を発現し
た。
2022/08/04、事象の転帰は硬膜外ブロック、神経根ブロック、プレガ
バリン内服を含む処置で、回復したが帯状疱疹の後遺症ありであっ
た。
事象の経過は、以下の通りであった:
右第 5 胸神経領域にピリピリする自発痛が持続している。同部の触覚
低下を認めた。
2021/09/17、紹介受診し、1 週間おきにステロイド添加した胸部硬膜外
ブロックを 4 回施行した。
右第 5 胸神経根パルス高周波治療を 1 回施行し、薬物療法にて疼痛は
自制内となり現在に至る。
事象に関連する他の診断検査や確認検査は実施しなかった。例えば、
血液検査、脳脊髄液培養、胸水培養、尿培養、画像診断、(例:胸部 X
線、MRI)。
報告者は、事象を重篤(医学的に重要)と分類し、ワクチンと事象と
の因果関係を関連ありと評価した。
他要因(他の疾患等)の可能性は無かった。
報告者は以下の通りコメントした:
新型コロナウイルスワクチン接種数日後に帯状疱疹が発症しており、
ワクチン接種との因果関係が疑われる。自験例でも他患者でコロナウ
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